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Wordbook of Kurumimochi               くるみもちの単語帳

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November 3, 2008
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テーマ:趣味の英語(406)
カテゴリ:赤毛のアンの島
 今回の旅ではニューヨークの前にカナダのプリンスエドワード島を訪れました。『赤毛のアン』の舞台であり、作者のルーシー・モード・モンゴメリが生まれ育った島です。今年はその『赤毛のアン』が出版されてちょうど100年と言うことでさまざまな記念行事や企画が催されました。日本でも物語の舞台を訪れるツアーが組まれたり、NHKテレビでは「3か月トピック英会話『赤毛のアン』への旅-原書で親しむAnneの世界-」(※)が放送されたりました。私は英文学の原書を読んだことが無かったので、この機会に『赤毛のアン』に挑戦してみることにしてみました。それでこの番組を見はじめたのですが、はやり現地を訪れたいと思い、ニューヨーク旅行にプリンスエドワード島も組み入れました。※現在、再放送中

 プリンスエドワード島は期待通りに美しいところでした。カナダ全土の1%にも満たない面積だと言うのにカナダ全13州のうちの一つです。もちろん一番小さい州です。といっても奈良県よりはずっと広く、愛媛県とだいたい同じくらいの面積です。島内での移動手段はもっぱら自動車です。赤毛のアンの時代には鉄道があったのですが、自動車の普及によって廃れ、はじめに客車が、やがて貨物も廃止されてしまったそうです。ですから私たちはもっぱらタクシーのお世話になりました。

 ここのタクシーの一番の特徴はメーターがないと言うことです。運賃は行き先ごとに決まっています。たとえば州都シャーロットタウンからキャベンディシュ(アヴォンリーのモデルとなった村)までは50カナダドルと言った具合。海外でタクシーに乗るといつもは落ち着くことができません。メーターを見てチップを計算しないといけないので。けれどここではあらかじめ計算して用意しておけるのでこちらにも余裕があります。それにどの運転手さんも気さくでサービス精神が旺盛なので会話も弾みました。どこから来たのか?、この島は気に入ったか?、ロブスターは食べたか?、それにお薦めのお店の紹介など。

 次にどこに行くのか?も良く聞かれ、ニューヨークですと答えるとどの運転手さんも一様にBig Apple!とうらやましがってくれました。一度もニューヨークに言ったことがないと言う運転手さんもいたけれど、ビッグアップルの愛称がここでは広くいきわたっていました。一人だけBig Appleのあとにand Little Plumと付け加えた運転手さんがいました。プリンスエドワード島をプラムにたとえたのです。この島は魚介だけでなく、農作物も豊富です。特にジャガイモの栽培に適しているそうで美味しいのですが、果物も豊富で、毎朝食事を取った朝食屋さんでも数々の果物と一緒にプラムが出てきました。そのプラムを思い出して、即興で思いついたのでしょうが、彼の島に対する愛情を感じました。






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最終更新日  November 4, 2008 05:43:33 AM
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