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旅をするには徒歩や電車や飛行機など様々な移動手段がある。歩いているときは歩いているときの楽しみがある。車には車の楽しみがある。
それぞれの移動速度は大きく異なる。スローなものもあればスピーディーなものもある。移動手段や移動速度について、正しい、正しくないといった価値判断は存在しない。 それぞれの移動手段に階級を設けるのは、シマウマはイノシシより優れている、といったような、少し特殊な価値観だ。 道端に咲いている花を眺めながら歩くのもいい。富士山や鳥海山を高速移動しながら眺めるのもいい。 スピードは人間らしさをなくすという意見も一部にある。私はそうは思わない。歩いていても気持がイライラ焦っている人もいれば、ジェット機の座席から山や海を眺めつつ、悠然と大自然や地球について思いをめぐらす人もいる。 旅の移動手段と人の心の持ちようは、厳密に連動しているわけではない。 またその人の考え方にもよる。歩いているときは、埃や車の排ガスがいやだと言う。飛行機に乗れば道端の花が眺められないと言う。自分の置かれた状況に常に不満を持ってしま人もいる。そのまた逆に肯定的な人もいる。 移動手段によって速度が異なるけれど、速度が上がれば人間らしく、のんびりできないのではない。それは移動する人の感じ方でどうにでも変わるものだ。 おしまい ※車や電車、飛行機などの開発や運航に関わった人に感謝しながら利用すると、いい気分で旅ができるかな。 ※最低限の文明で最高の文化というのもいい。最高の文明で最高の文化というのもいい。 ※魚釣りで最新のタックルでバンバン釣り上げる人がいる。逆に昭和初期以前の道具立てで、釣果は二の次でよいという人もいる。江戸時代のように和服で釣りをする人もいる。 江戸時代では最新のスタイルであったが、現代でその格好をするとひどく古風なものとなる。現代の最新タックルも100年もたてばものすごくノスタルジックなものとなるのだろう。 現代の新幹線や飛行機も未来では、ものすごく遅い乗り物で(ほのぼのしてていいなあ)などと語られるのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月13日 21時39分19秒
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