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私が子供のころは現在より、何事もアバウトだった気がする。
1、 学校帰りは必ず川や山によっていく。 2、 教科書を忘れたときは先生に申告しないでとぼけとおす。 3、 お使いの釣り銭は着服する。 たまにばれてしまうことがあるのだけれど「こいつは大物になるぜ」ということで、かえってほめられたりした。 テレビのCMだって「腕白でもいい、たくましくなれ」だっけ?そんな感じだった。 2月の初旬に管理釣り場に行くと、あまりの水の冷たさにヤマメが動けないでいた。私はすかさず、熊のように水中に手を突っ込んでヤマメを空中へ放り投げた。もちろんキメのセリフは「うーん、マンダム」。気分はチャールズ・ブロンソンだ。 それはもちろんルール違反なわけだけれど、水の中で動けないでいるヤマメがいればそれは仕方がない。 魚釣りは手づかみよりは間接的な漁もしくは狩りだから、どうしても魚釣りを好む人にはその狩猟本能の痕跡がある。だから魚が浅瀬にいればキックやフックで岸にすくい上げるし、岩の下から尻尾が出ていれば手を入れて握りとる。 少々行儀が悪いが魚を見ると狩猟本能がむき出しになる。これについてもOKだ。 何がOKなのか。 それは、私が人間は悪いこともすれば、良いこともするというものだと思っているからだ。また、悪いことができない人は、良いこともできないというのも本当だと思っている。光があれば影がある。 それはどちらか一方のみが存在するのではなくて、一人の人間に両方同時に存在し、その時々で明滅する。 良いことをするのを許すし、悪いことをするのも許す。こうに考えると(俺って精神の容量が大きいなあ)とつくづく思える。こうしてたまには自分で、自分の機嫌を取るのもいいかな。 おしまい ※だからって頭に来たからバットでぶんなぐるとか、そういうのはホントに悪いことだから、そのへんは程度問題ということで。すこしだけ大人の判断というものかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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