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ある消防関係の団体が水利の点検のため、オオカグラを歩いていた。すると道と並行している川原にイノシシが現れた。イノシシは上流から消防隊の方へ突進してくる。さらによく見るとイノシシの背後にライフルをかまえたハンターがいた。
ハンターとイノシシと消防隊が一直線上に結ばれた瞬間(打たれる!)と誰もが思った。イノシシはもちろんだが、ハンターも頭に血が上っているらしく、消防隊に気がついていない。スコープの視界は狭い。 すると「ばかやろーめえ!」と大声がした。銃をかまえているのとは別のハンターが血相をかえて怒鳴りまくりだした。呼ばれたハンターはやっとライフルから顔をはなしてまわりの状況を理解した。 消防隊は命拾いをした。 おしまい ※そのあと、ハンターは銃で仕留めるのをあきらめたが、犬の追尾は続いていた。三頭で追いかける。イノシシは川原を走る。2頭はそのまま川原を走り、一頭は川原から斜面に駆け上がりイノシシを先回りする。 イノシシは川原から山に駆け上がった。すると先回りしていた一頭がイノシシの鼻先に噛みつく。そのまま斜面を転がり落ち、淵にダイブ。そこへ追尾していた2頭がイノシシの首に噛みつく。 深い水の中で三頭の犬にかまれ、ぶら下がられてイノシシはどうにもならない。こう着状態になったところでハンターがようやく追い付く。だが、ハンターはしばらくそのままにしておく。犬にイノシシの血を吸わせて、臭いを覚えさせるのだ。 しばらく血を吸わせた後にハンターは、ナイフをイノシシの急所に的確に突き入れてトメをくれた。 ※この話はフィクションです。鹿ではなくて、イノシシというところがミソかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月16日 19時55分14秒
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