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魚釣りは本当におもしろいものです。
「テレビのCMやドラマにもよく釣りをするシーンが登場します。しかし、そこではスピニングリールが上向きにセットされていたり、麦わら帽子をかぶったベテランらしき老人がルアーロッドの竿尻をもち、玉ウキの下になぜか投げ釣り用の3本バリ仕掛けがぶら下がっていたり、魚を取り込む玉網が捕虫網だったりします。」 『釣りはこんなにサイエンス 気象から地理・生態、さらに魚の気持ちまでバッチリわかる!』 (サイエンス・アイ新書 高木 道郎) これは魚釣りが日本ではポピュラーなものにもかかわらず、誤った知識に基づいて行動してしまう事例を示したものです。 私がテレビのCMやドラマで見た中でも次のような例があります。 1、となりの人を釣ってしまう。 2、干してある下着を魚釣りの仕掛けで回収。 3、チューインガムをつけた仕掛けを賽銭箱に垂らす。 このほかにもコンニャクを釣りざおで垂らして人の顔に触れさせたり、竿でスカートをめくるというような事例もありました。 たしかに、粗衣に麦わら帽子の日に焼けつくした老人が、川岸に座り込み、ルアーロッドをヘラブナ釣りのように操作し、竿先をたどっていくと水面に浮かぶ玉ウキがあり、さらに水面下には投げ釣り用の3本イカリのハリが付いている、というのはいささか異様かもしれません。 しかし、太公望はあきらかに魚のいない水たまりに竿を出し、その仕掛けはまっすぐな針で、その針も水面に達していなかったそうです。その行為に疑問を抱いた王様が太公望に声をかけたのをきっかけに宮廷に本採用ということもあります。 このように考えていくと、テレビを見ていて(どうもこれは?)といった場面には、またちがうメッセージが隠されているのかもしれません。それをあれこれ想像するのも、魚釣りを愛する人の楽しみであったりします。 おしまい ※竹竿の先には紐で結ばれたキュウリが吊るされており、釣り人はなぜかサファリルック。こんな単純な仕掛けでカッパがかかるわけないじゃん。 でもこうした場面こそ、視聴者に気がつかないうちに特定の情報を脳に植え付けるような、サブリミナルなものがあるかもしれない、と思うと楽しいかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月08日 12時33分31秒
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