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知りあいからおもしろい小説を書いてくれと言われた。とりあえず当人と話し合い、ストーリーの環境設定をしてみた。
いつ:今から少しだけ前。1980年から90年代。 どこで:日本、関東、埼玉県。 だれが:20代から30代の男女。およびその周辺。 何を:企業活動と恋愛と風土事情。 どのように:前半はあわただしく、後半はゆったり。 なぜ:経済や科学が急速に変化するので、それに順応するのだけれど、獲得した瞬後に陳腐化していくことにたいする失笑・・・獲得時の笑いと陳腐時の失望を交互に繰り返す、あるいはその軌道の外で傍観する・・・この辺は煮詰まっていない・・・おそらく書いているうちに練れていくので大丈夫。 衣:温暖化が進展していけば、男子はペニスケースのみ、女子はトップレスにヤシの葉の腰巻きが正装になる。反対に氷河期が来れば獣皮に鳥毛綿のツナギだろうか。個人的にはダボシャツにステテコ、ラメ入りの腹巻に雪駄みたいなのがにあう季節が面白いかも。 夕方、春祭りの太鼓を遠くに聞きつつ日本酒を一杯といった季節の気温と湿度、それと土と空気のにおい。日本酒の酔いに踊らされて、桜の老木に上ってしまうほどの上機嫌。そんな気象条件。 食:男子はどんぶり飯を毎食5~6杯は食べる。さらに焼酎などを鯨飲。そのようなカラダと職業、生活態度。メインは炭水化物。女子は標準か、やや甘党。 住:日本昔話のような家。たとえば屋根のワラのあいだに青大将が住み着いているような環境。柱や家具は囲炉裏にいぶされて、黒光り。1980年代以降の時代設定であるけれど、このような家屋は200年以上の寿命があるので違和感はない。この辺は読者にやんわり小説中でアピールする。 心:前向き。内省的な思考もできるけれど、自分の意志で常に笑いにもっていくようにする・・・これが主人公に通底している姿勢。脇役はこれに共鳴から反発まで、さまざまなグラデーションがあるか、もしくはすべてが真っ向から対立。敵と味方。あるいはそれらの化学変化。 東西冷戦のような感じから桶狭間みたいなものまで、登場人物によって変わる。あるいは場面や時制で対の関係性が変化する。心理的な変化がこの小説の転になるかもしれない。 技:登場人物・・・職業性のような後天的なものから早口などの先天性のものまでいろいろ。 体:健康。丈夫一式。健康のためなら命はいらない・・・とまでは言わない程度。よく食べ、眠り、シャンプーと歯磨きをこよなく愛す。体のためなら少々のサプリやプロテインも辞さない。 起承転結・・・ふぃー、あとはまた後日考えます。 今日はそんな気がする。 ※この調子でいくと環境設定をメモするだけで、原稿用紙が何枚もいるかもしれない。 喜怒哀楽。焦燥、嫉妬、感謝、幸福、寛容、恋愛、収入、失費・・・いろんなキーワードがあるなあ。時代背景。テクノロジー・・・レコードからカセットテープからCDからハードディスクからテレパシーまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年10月21日 19時17分30秒
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