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食べなければ生命維持が困難だという極限状態。絶海の小舟の中では、うまいもまずいもない。マグロだろうが、カンパチだろうが食べるしかない。
この間、キャンプに行ったときに昨年に引き続き、豚肉の塩味缶詰を持っていった。この缶詰は去年、ものすごく不評であった。 それを聞いた昨年不参加の隊員から、そんなに珍しいのならば、俺にも食わせろとのリクエストがあり、今年もショッピングリストに記載されることとなった。 結果、少々我々の味覚にはなじまないのではないか、ということになった。 江戸時代以前の人々は海外の味になじみがなく、亡命や留学、難破、遠泳の結果、船上や陸上で異国の料理に苦労したのではないかと想像される。 獣臭や乳臭さのあるスープ、乾草のような香りのするお茶。 それは梅干しや納豆、各種活きづくりにも言える。 来年は豚肉の缶詰と白米だけを持参した、究極のキャンプをやったらおもしろいかも。 おしまい ※うまいラーメン屋より、やや味にシコリのある店のほうが記憶に残り、誰かを誘ってまた行きたくなる。 クセのある音楽や映画みたいなものか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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