秩父地方の魚釣り

2014/12/21(日)22:59

掃除の思い出

10歳前後の時、二階の物置小屋として使用している部屋の片づけを行った。ボロ(着古した衣類などの総称。やや方言的な表現だろうか?)が入った木箱をあけると、乾燥しきったネズミが出てきた。 乾燥ネズミ。天然のはく製。ミイラ。 ファーブルの実験で、紙袋に小動物の死骸を入れておくと、分解者(ハエや狩り蜂など)が介在できないので中のものはカラカラになる、というエピソードがある。・・・あったと思う。 自然界の生物の役割を説いたもの。 小学生だった私は(これのことか!)だった。 ネズミは布の中を泳ぎ、いつしかハエなどの昆虫が入り込めない深みに入り、自身もからめとられ、おぼれた。 事後、小学生に発見される。 おしまい ※進化した社会は怒りや笑いといった感情や感動が薄い世界だろうか。欲望は満たされ、葛藤は払拭される。渇望感もないけれど、充実感もない。抑圧されないのだから激しい喜びなどがないのは仕方のないことか。 こんなに幸せな人生で今世はいいけれど、生まれかわった世界がどうなのか、そのことだけが気がかり。 だから時間順に生まれかわると仮定し、世界がよくなっていき、生まれ変わるだろう未来がよくなるように心がける。多少利己的な思想かもしれないけれど、人間だもの。 ※『雑談力が上がる話し方 30秒でうちとける会話のルール』(齋藤孝著、ダイヤモンド社) よい本を読みました。 本書の要点は、悪口や愚痴などはダメ、人を傷つけるようなことも言わない、内容は何でもかまわない、相手に八割方話してもらい、聞き役に徹する、といったことでしょうか。 私はこのほかにも相手の話のコシを折らないということを大事にしています。 雑談なのだから、間違ったことを相手が言ってしまうことがあるけれど、いちいち指摘しません。雑談の中の固有名詞や尺度の単位が間違っていても社会的な影響はゼロだからです。 (この人また同じ話をしているよう)と思っていても、一応すべて聞いてあげます。 同様に自分の知っていることを相手が話し出しても、当方は知らないことにして聞いてあげ「ふーん、すごいね」といった感じです。 (うそに決まってるだろ!)なるときも以下同文。 最後に、そうだよね、俺もそう思うよ、と共感すればばっちり。 これで相手のコシが折れた場合は、違う問題がひそんでいるのかもしれないと判断します。 ということは・・・相手に対してうなずいているだけで、会話が成立・・・裁判の証言や契約事項の確認といった場面ではないのだからこれで十分だと思います。 職場などでも、雑談のあるところのほうが不具合の発生が少ないような気がします。(ほんとにこれでいいのかなあ)と思った時に気軽に意思疎通ができる空気が関係していると思います。 ほんとによい本なので、ぜひ! ※ひっくり返すと、人間関係が良好だから雑談ができる。世界が平和になると、雑談だらけになるのだろうか。 ※内容が悪口や愚痴になってきたときも上手に軌道修正をします。便利なのが「ま、そのことは置いといて」です。やや強引ですが、雑談のできる間柄なら、結構平気です。

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