|
カテゴリ:格闘技
世界ウェルター級王者の川尻達也や世界ミドル級王者の青木真也、世界バンタム級の
王者マモルなど、そうそうたるたる顔ぶれが揃い、大いに楽しませてもらった。 川尻はスウェーデンのペル・エクレンドとの対戦だったが、入場したペルがあまりにも 精悍な顔付きで強そうに見え、ちょっと心配してしまった。 しかし始まって見ると川尻は相手に何もさせない強さで、最後はマウント状態でバックをとり 後頭部に鉄鎚。全く危なげない勝利でチャンピオンとしての貫禄を見せてくれ とても嬉しかった。 ただ、ジョージ・ソデロポロスと闘った青木は、またもやローブローを受けてしまい、2Rに ジョージの反則失格で終わってしまったのが何とも残念だった。 1Rに青木はヒールホールドを立て続けに3回決行するなど徹底して足を狙い 相手に何もさせない程追い込んでいたし、青木が1本勝ち出来そうな状況だったので とても勿体無い気がした。 セミの「世界バンタム級チャンピオンシップ」はチャンピオンのマモルにBJが挑戦した。 この顔合わせは7ヶ月ぶりの再戦だったが、敵ナシと言われるマモルをBJは前回の試合で 初めて判定まで持ち込ませ、しかもドローという結果を出している。 今回は決着戦とも言えるが、BJの意気込みはとにかく凄くマモルは成すすべもない感じだった。 BJは1Rから積極的に前に出てスピードもあり、アッと言う間にスリーパーホールドを 決めてしまった。 マモルは開始早々からのBJのダッシュに戸惑い、まだエンジンもかからない内に 負けてしまったような感じに見えた。 強いマモルを破り新チャンピオンとなったBJは興奮していた。 泣きながら「やったぞ~?」を連発していたが、その喜びようは凄かった。 非情に盛り沢山の内容で見応えがあったし、楽しませてもらった大会だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年10月29日 10時31分02秒
|
|