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彼女が病気になって 自分の無力さを 思い知らされた。
毎日 毎日 一緒にいたのになんで気づいてあげられなかったんだろう。 病気が分かってからも 彼女になにがしてあげられたのだろう。 あと何ヶ月早く 病院に行ってれば助かったのだろう。 あの病院で良かったのだろうか。 ほかの病院なら助かったんじゃないだろうか。 もっといい治療が受けれたんじゃないか。 彼女も 彼女の両親も兄弟も 僕にまかせるといってくれた。 僕は 正しい選択をしたのだろうか。 精一杯 彼女のために尽くせただろうか。 必死に癌に効くと言われるものを探した。 暖かくなったら 玉川温泉に行ってみようとも言っていた。 藁をもすがる思いとはこのことだと思った。 しかし桜の花を見ることなく 彼女は眠りについた。 名誉がなくても お金がなくても 彼女さえいてくれれば それでよかった。 そんな大切な人 一人守れないなんて・・・ 助けてあげられなくて ごめんね・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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