テーマ:食べ物あれこれ(49585)
カテゴリ:商品開発のヒント
渋谷の東急百貨店東横店1階の「東横のれん街」に、
10月13日、和そうざいのお店「いとはん」がオープンしました。 阪神梅田店、船橋東武店などに次ぐ、4店舗目です。 昨日、早速出かけてみましたので、ご紹介しますね。 経営母体は、「RF1」や「地球健康家族」などを中心に 魅力的なそうざい業態を展開する、ロック・フィールド。 (以前、「ロック・フィールド成長の秘密」と題して書きました) 「いとはん」は、本格的、かつスタンダードな和そうざいのお店。 和そうざいをアレンジしたメニューが人気の「三日坊主」という業態の進化版です。 日本人の心と身体が本当に求める「食」を提供することをコンセプトにしています。 日本の伝統料理や郷土料理を基本に、煮物、焼き物、和え物、竹皮包みなど、 約40種類もの和そうざいメニューが揃っていて、 そのどれもが、本当においしそうです! お店の様子です。 大皿に、美しく盛り付けられています。 こだわっている照明も、料理がおいしそうに見えます。 こちらは、すでに容器に詰められているもの。 お弁当もあります。 ショーケースの前は、50歳代以上のお客様で賑わっています。 また、他のそうざい店と比較にならないほどの「お客様の活気」にあふれています!! お店の方に聞いてみると、旬の食材を生かした「季節メニュー」がお勧めらしいです。 さらに、朝、昼、夕方と「時間帯によるメニュー変更」も行っていくということ。 いとはんの「時間帯別MD」も興味深いですね。 また、高齢者のお客様のご要望に合わせて、100g単位ではなく、 「1個単位」と、より小さな単位でも購入できるような、細やかな配慮もなされています。 なるほど、よく考えられていますね! 食事の量が少ない高齢者にとって、 小さな単位で購入できることは、大きな商品価値のひとつなんです。 私は、3品購入しました。 ●いとはんのお弁当 840円 ご飯は、ちりめん山椒が混ぜてありました。(ひじきご飯のタイプもありました)。 「さんまの甘辛揚げ」が、香ばしさと、甘辛味のたれのバランスがよく、おいしかったですね。 ●筑前煮 おすすめということで、購入。 蓮根、ごぼう、椎茸、こんにゃく、すべてにしっかりと味がしみていました。 一つ一つの具の形が美しく残っていて、見た目もきれいです。 ●いわしのおかか煮 相模湾産のいわしと削りたての鰹節を使っているそうです。 ちょっと濃い目の味付けですが、ご飯によくあいます。 今後は外食産業からのそうざいビジネスへの本格的な参入や、 コンビニエンスストアなどによる新業態の投入も考えられます。 外食、中食、内食という概念自体を改める必要が出てくるのではないでしょうか。 「いとはん」を見て、 「食」という大きなマーケットにおける、 「外・中・内」入り乱れての熾烈な戦いが始まる「前夜」の予感がします!! 今後の展開を、注意深く見守っていきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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