テーマ:食べ物あれこれ(50144)
カテゴリ:ブランディング
日系BP社バイオセンターが、主婦などを対象に、
「食の安全・安心ブランド 2006」の調査を実施しました。 食品メーカーや外食チェーン、代表的な食品など、200のブランドについて、 購入時の安心感や企業の情報公開姿勢などを、総合的に調査した結果だそうです。 調査項目は、「原材料へのこだわり」、「トラブル時の対応が優れている」などの17項目。 これらの評価から総合点を算出しています。 その結果、1位となった、女性が最も安心して購入する食のブランドは、 サントリーでした。 サントリーは、「環境への配慮をしている」という項目で、 前回の調査よりも評価が上がり、3.7ポイント得点が伸びて、昨年2位からトップに。 現在のコーポレートメッセージ、「水と生きる」とともに、 環境を意識した企業との印象が消費者に定着しているようです。 また、昨年トップだったキューピーは、 前回よりも得点を1.6ポイント伸ばしましたが、今回は3位にとどまりました。 上位のブランドはさらに得点を伸ばし、下位のブランドは得点が下がるという、 「企業イメージの二極化傾向」が目立ってきているようです。 今回の調査の平均年齢は36.2歳で、専業主婦が全体の56.3%を占めています。 ちなみに、総合得点の上位企業は、 ● 1位 サントリー 73.6点 ● 2位 アサヒビール 72.1点 ● 3位 キューピー 71.8点 ● 4位 キリンビール 67.9点 ● 5位 伊藤園、カゴメ 67.8点 ● 7位 キッコーマン、明治ブルガリアヨーグルト66.4点 ● 9位 アサヒ飲料 ● 10位 ヤクルト本社 となっています。 この結果から、総合得点上位の企業は、 「健康や環境に配慮した企業姿勢を打ち出すPR活動が上手な企業」 という特徴が見えてきます。 食品メーカーが、お客様に向けて企業姿勢をアピールする手段として、 お客様にわかりやすい「コーポレートメッセージの発信」が必要です!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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