カテゴリ:素晴らしき日本の食文化
社会を揺るがす大きな事件が、立て続けに同時期に起きています。
数年前から一挙に表面化した一部の企業による食品の偽装問題に始まり、 耐震偽装、粉飾決算、米産牛肉問題などなど…。 安心して口に出来る食品を提供することや、安心して生活できる住宅を建てることは、 モラル以前の問題で、日本はもともと世界の模範的なポジションにいたはずです。 さらに、みせかけの「価値」を企業価値として不当に吊り上げるなどの愚行は、 もうすでに、米国で破綻した手法であり、許されざる犯罪行為です。 行き過ぎた利益至上主義の申し子とも言える、一部の愚かな企業の動きがもたらす 「企業価値」の操作なども、まさにモラルハザードが引き起こした経済への冒とくでしょう。 本来、世界に冠たるものづくりの「匠」の集まる国であったはずの日本。 ここで、もう一度考える必要があります。 ITやeコマースはインフラに過ぎません!! 典型的なインフラ、「鉄道」を考えてください。 産業革命の時、鉄道の発達で、地域の産物が広く各地に届けられるようになりました。 大切なのは、「何が届けられるか」なんです。 鉄道がいくら発達しても、「中身」が無ければ意味がありません。 これは、人間が生活する社会である以上、永久に変らないものだと思います。 以前の日記「eコマースが引き起こすパラダイムシフト!!」でも書きましたが、 将来IT革命と呼ばれるであろう、21世紀初頭に起きた世界的な社会現象において、 ITやeコマースの位置づけは、 産業革命における鉄道のような社会インフラになるでしょう。 いまこそ、「モノづくり」を真剣に見直す時期ではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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