テーマ:食べ物あれこれ(50152)
カテゴリ:とっておきのお店
先日、南麻布にある 分とく山 で、総料理長の野崎洋光さんと、
器とその使い勝手の関係について、話をする機会に恵まれました。 またまた野崎さんの登場です。 私が野崎さんの大ファンなので、ついついお伺いする機会が増えてしまうんですね。 (前回の日記は、こちらから) 野崎さんは、お仕事柄、「器」にも造詣が深く、 磁器や陶器、漆、ガラスなど、様々な器の話で盛り上がりました。 食と器は、密接な関係です。 私も非常に勉強になりましたので、その話の一部をご紹介しますね。 野崎さんは、器に料理を適応させるのも大切ですが、 食べるときの 「使い勝手に応じた器をつくることも大切」 という考えをお持ちです。 つまり 機能から器を考える というコンセプトです。 私も、常々、「使い勝手」をベースに、商品開発を行なうことの重要性を考えているので、 非常に共感するところがある考え方です。 ●分とく山 野崎洋光さん。 大好きな器の話に思わず力が入ります! それは、例えば「お寿司が食べやすい」、「焼酎の香りを楽しみながら飲む」、 「刺身の盛り付けを楽しみながら食べる」など、食の場面から器を考える ということ。 一般的には、使う場面や T.P.O. から器を創るという作業は行なわれていません。 同席した、某有名窯元も、目からウロコの様子です。 一流の料理人ならではの説得力のある、面白いアイデアを聞かせていただき、 刺激的で有意義な、楽しい打ち合わせになりました。 ●「菜の花のにぎりずし」を作っていただきました。 話が盛り上がりすぎて、野崎さんの次の予定、「料理教室」の時間に 少し食い込んでしまったようです。 料理教室の皆様、申し訳ありませんでした。 それにしても、野崎さんに料理を教えてもらえるなんて、幸せなことですね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[とっておきのお店] カテゴリの最新記事
|
|