カテゴリ:ブランディング
大企業から中小企業にいたるまで、
ブランド・マネジメントに取り組むことの重要性を痛感する企業が増えています。 将来の事業戦略の成否が、ブランドによる基盤にかかっていることが、 広く認識されだしているということでしょう。 ところが、ブランドという言葉の意味について、きちんと認識されているでしょうか。 今までにも何度かブランドについて書いてきましたが、 ブランドという概念の根本にあるものは、「約束」だと思います。 では、ブランドとは一体何者なのでしょうか…。 ― その正体は、人の頭の中にある「イメージ」のようなもの。 つまり、一人ひとりのイメージは微妙に違っているということで、 同じブランドに対しても、人によって認識の仕方が違うものなんです。 ところが、そのイメージは、企業の理念や存在意義に直結し、 企業のトップ自らが守るべき、企業価値の基盤を支える重要なものです。 ブランドとは、ITなどと同じように「事業インフラ」と考えることが重要です。 事業戦略に必要不可欠であり、 創りあげるには多くの時間を要し、崩れるのは一瞬の気の緩みで崩れ去る、 繊細で貴重な資産なのです。 最近、様々な場面で「ブランド」という言葉が飛び交いますが、 その本質的な意味を考えてみることも大切だと思います。
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お助けまんさんのブランドについてのご指摘を読み、ハタと膝を打ちました。前原さんに読ませておげたいところです。
「政党の理念や存在意義に直結し、 政党のトップ自らが守るべき、政党の存在価値の基盤を支える重要なもの」 「ブランドは、政権奪取戦略に必要不可欠であり、 創りあげるには多くの時間を要し、崩れるのは一瞬の気の緩みで崩れ去る、 繊細で貴重な資産なのです。」 民主党にまつわるどことなくシャンとしない雰囲気はブランドが確立されてないところからきているのだと感じたしだい。 政治ネタはこのブログには不向きかもしれないけど、ま、いいか。 (2006/03/02 06:22:48 AM)
ecoGさん、こんにちは。
書き込みありがとうございます。 >お助けまんさんのブランドについてのご指摘を読み、ハタと膝を打ちました。前原さんに読ませておげたいところです。 >「政党の理念や存在意義に直結し、 >政党のトップ自らが守るべき、政党の存在価値の基盤を支える重要なもの」 >「ブランドは、政権奪取戦略に必要不可欠であり、 >創りあげるには多くの時間を要し、崩れるのは一瞬の気の緩みで崩れ去る、 >繊細で貴重な資産なのです。」 >民主党にまつわるどことなくシャンとしない雰囲気はブランドが確立されてないところからきているのだと感じたしだい。 >政治ネタはこのブログには不向きかもしれないけど、ま、いいか。 ご指摘の内容につきましては、私としても多少意識はしながら書いたものです。 今やブランドという考え方は、企業や商品のみならず、個人に至るまで通じるものだと思います。 (2006/03/02 09:28:57 AM) |
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