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2006/07/03
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ブログの更新が、随分ご無沙汰になってしまいました。
遅くなりましたが、前回「味噌蔵探訪記」の続きです。



岡崎市の八丁味噌に訪問した後で、愛知県南部の知多半島へと向かいました。

知多半島地方は温暖な気候が特徴です。

そしてそれは、「発酵」にとって絶好のコンディションなのです。
そのため、知多地方では、昔から醸造業が栄えました。


なかでも、知多郡武豊町は、たまり醤油の産地として全国的に有名です。

武豊町には、温暖な気候に加え、
港や鉄道という、物資を運ぶためのインフラが古くから整っていたことで、
最盛期には50軒以上もの、味噌やたまり醤油の加工業者が隆盛を極めていました。



中定商店は、創業1879年(明治12年)のたまり醤油のつくり手です。

中川商店-宝山

正面玄関付近です。


中川商店-宝山

歴史を感じますね!



こちらは、6代目当主の中川隆文氏。
中川商店-宝山

たまり醤油への情熱あふれる、誠実なお人柄です。
詳しいご説明をありがとうございました!




たまり醤油とは、
杉の大桶で天然醸造したみそから自然にしみ出た汁を
桶の底から引いてつくる贅沢な醤油。

高さ2mの桶からわずかしかとれない貴重な醤油なのです。



蔵の中にも入れていただきました。

中川商店-宝山

本当に大きな桶です! なんと、高さは2m!


桶を上からのぞくと、「たまり醤油」が溢れています。
おいしそうな醤油の香りがしています。



そして、こちらが「幻蔵・宝山たまり」という、究極のたまり醤油。





国産丸大豆と塩だけを原料にして、長期熟成した味は、
とてもまろやかで深い奥行きを感じます。
私も早速、愛用しております!


これからの暑い夏には、冷奴にかけてもおいしいですし、
煮物などは、たまり醤油を使うとおいしさと「照り」が出るそうです。



たまり醤油も、発酵が造る貴重な日本の食文化の一つですね!





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Last updated  2006/07/03 11:55:21 AM
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