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テーマ:おうちで草木染め(46)
カテゴリ:染料植物
インドアカネに比べると色素が多くないのですが、各地で自生するニホンアカネを栽培して、その根で絹や木綿を染めます。今の季節は南向きの湿った土手や藪に逆トゲのある茎を伸ばして、ハート形の4枚の葉が生い茂っています。
栽培すると1年目からでも晩秋に種を採取できるのですが、今の季節でも挿し芽にして育てることができます。しっかりと育ったニホンアカネの節を切ってプランターに入れた培養土に挿すだけで良いです。 根も芽も節から伸びてきます。畑に植えても良いし、そのままプランターで育てても良いです(^^ 夏には3m以上になり、ほかの草木に逆トゲで絡まって伸びます。地面に伸ばすと節から根を出すので、栄養が分散されて小さな根ばかりになりますから、棚やネットに伸ばす方が良いようです。 秋には5ミリほどの小さな白い花を咲かせます。そののち晩秋に6ミリほどの実がなり、赤から黒く変わります。保管して翌年に植えますが1年目に発芽するものは少なく、2年目に芽が伸びてきます。 絹にも木綿にも、麻布にも染まります。栽培して染色の実験すると、楽しく使える色が増えてきます。 こちら応援お願いします手芸作家ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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