草木染め教室の見本ハンカチ
1998年4月から始めた草木染め教室は、地域の主婦の皆さんの参加で続けてきています。工房の周囲にあるヤシャブシの実やソヨゴの葉、タマネギの外皮、ピラカンサの枝葉、コガネバナの根など畑で栽培や採取できる草木を煮出して染め液にしています。入会すると、すぐに針仕事です。白い木綿のハンカチに、青花ペンで下絵を描き、小さな模様は3㎜ほどの縫い目、大きな模様は7mmの縫い目で糸入れをします。ほとんど先輩から教えてもらえます(^^) こんな木綿のハンカチを、4工程から12工程で染めていく教室です基本は木綿には、染まる植物液を使います。豆汁や濃い染め液は使う必要がありません。豆汁や濃い染め処理液という薬品は、染めたい植物の色とは異なった染色反応が出ます。例えば合成タンパク質やゴバイシのタンニン分は鉄媒染で非常に濃い色に染まります。それって、私の染めたいと思った自然にある植物の色とは、違う色だと思うのです。私たちの草木染め教室は、媒染剤以外の薬品は殆ど使いません。自然にある植物の色を自然のまま工夫して楽しむ教室です(^^)こちら応援お願いします手芸作家ランキング