染料植物の紹介 ラックダイ
紫いろ系統を染めることができるラックダイという天然染料は、奈良時代から染色に使われたいたと言われています。紫鉱・紫梗(しこう)と呼ばれたり花没薬(はなもつやく)と呼ばれることもあります。植物のような紛らわしい呼び方もありますが、中国やインド、タイなどのビルマネムノキに寄生するカイガラムシの紅紫の色素を使います。絹布:左からアルミ媒染・銅媒染・鉄媒染綿布:左からアルミ媒染・銅媒染・鉄媒染紫系の色を染めるウチワサボテンに付くコチニールや貝紫の動物性の色素は、適正な染め方をした紫色は耐光堅牢度も良いとのことです。ラックダイも20分くらいの加熱浸染の美しい紫色は色あせしやすいです。加熱で60分くらい染めると絹にも木綿にも耐光堅牢度3級以上の色になります。家庭でも丁寧な染めを行うと、しっかりした色になりますね!\(^^)/こちら応援お願いします手芸作家ランキング