埋もれ火のアンソロジー

2010/09/24(金)09:49

まどろみ

人・風景・暮らし(1366)

朝の冷気 毛布のあたたかさ ゆったりとした時間 何かそんな条件があってこそ まどろみの淵を彷徨えるのかもしれない。 辞書を読むと 眠りに入るうとうとする時間のように 書いてあるが ぼくにとってのまどろみは 目覚めのときのうとうとほわほわ感である。 ぼくは このまどろみに弱い。 意思も弱いが まどろみの快感にも弱い。 まどろみの心地よさに 身を浸すというか 全部を神様に委ねるといった状態になる。 まどろみは 肉体で感じているものではないような気がする。 もうひとつ奥の幽体いや霊体で感じている そんな気がする。 遠い汽笛

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