7642493 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

埋もれ火のアンソロジー

埋もれ火のアンソロジー

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
全て | カテゴリ未分類 | レナード・コーエン | であった本たち | あの頃の話 | 歌集め | 超低山歩き愛好家 | 忘れ難き人たち | とんぼちゃん | ガーネット・クロウ | 井上陽水 | 友部正人 | こんな夢をみた | 出来事あれこれ | 懐かしのTV・ラジオ | 写真凡句 | 聴かずに死ねるか!この1曲 | 詩篇~ノスタルジー | 神々への旅 | 身近な歴史シリーズ | 僕の紅白歌合戦 | 街道をゆく | 小田和正 | 昭和歌謡曲 | ことばの遊び場 | 映画テレビCM | NSP | ふきのとう関係 | 吉田拓郎 | 人・風景・暮らし | 中島みゆき | ボブ・ディラン | 昔作った歌 | 西岡恭蔵 | 書遊び | GS-グループサウンズ | 散歩寄り道遠まわり | 中村章三 | 聴きたい歌・聴かせてこの歌 | 僕の洋楽 | 牡羊座生まれの歌手たち | 斉藤哲夫 | 加川良 | CD紹介 | 嫌いな歌好きな歌 | タマ&茶々日記 | 山木康世 | 徒然日記 | 上々颱風 | 思いつきあの歌手あのグループの歌ベスト3 | 思い出の品々 | 踏切たち
2014.09.21
XML
カテゴリ:ことばの遊び場
IMG_7235


新潮社から「新潮日本文学アルバム」というのが出ている。

文字を読みたくない俺にとっては写真中心なので実にありがたい本なのである。
新潮社さん、本当にありがとう。

さて、この「アルバム」シリーズの中に当然種田山頭火もあって、
村上護さんという人が編集してくれている。

村上さんの言葉引用しながら俳句について簡単に説明する。


俳句について詳しい人は読み捨ててください。
詳しくない人は一緒に勉強しましょう。

そもそも、俳句というのは約百年前の正岡子規が提唱したのです。




ここでは季語がなくても俳句と認め、
「十七字にならねば十五字十六字十八字十九字乃至二十二三字一向に差支えなし」
と書いているのです。

ところが。
ところがですよ。
子規の弟子に高浜虚子君というのがいたんですね。

学校で習って名前くらいは聞いて知ってる人もいるでしょう。
今の俳句のような制約を加えたのが高浜君なんですよ。

いわゆる現在の季語があって五七五を重んじる有季定型というんですが、
これを主張したのが高浜君だと言われてるのです。




僕は正岡君は好きなんですよ。
うつ病?の夏目漱石君に新聞小説をすすめたのも彼だったでしょ。
野球が大好きで「野球」という言葉をつけたのも正岡君だったでしょ。
司馬遼太郎の「坂の上の雲」で描かれている正岡君も好きなんだ。


では。種田山頭火の自由律俳句はどうかというと・・・。今も無条件に俳句と認める人は多くいないのです。
もっときびしく言えば自由律俳句は俳句として認められていないのが実情なのです。

山頭火のような型破りの俳句を、とても俳句と認めない人が多いのです。

じゃあ。俳句って何?
と本質論は専門家にまかせて、
俺は自由律俳句を楽しむだけでいいのです。
はい。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2014.10.09 22:32:22
コメント(2) | コメントを書く
[ことばの遊び場] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


Re:俳句について(09/21)   逆立ち天子6189 さん
おはようございます
古今集に倦んだ後白河が今様を愛したように、定型の俳句に飽き足りない人たちが自由律俳句へと歩んだ。
わたしも、自由律俳句が好きな1人です。 (2014.10.10 07:35:27)

Re[1]:俳句について(09/21)   コックン4592 さん
逆立ち天子6189さん
>おはようございます
>古今集に倦んだ後白河が今様を愛したように、定型の俳句に飽き足りない人たちが自由律俳句へと歩んだ。
>わたしも、自由律俳句が好きな1人です。
-----

自由律は
山頭火と放哉を越えれるのでしょうか?
ぼくは
渥美清の自由律に何かを感じたのですが
なかなか出会えません (2014.10.13 21:41:58)


© Rakuten Group, Inc.