あるパーティーダンサーの独り言

2012/09/02(日)22:15

季節の移ろい

季節(55)

週1回、友人のプロA級のお嬢さん夫妻が教えることの勉強のためにと行っている社交ダンスサークルに石神井川の遊歩道を自転車で通っています 1週間毎に同じ道を同じ時間に通うことによって街中では難しい季節の移り変わりを肌で感じる貴重な体験をさせてもらっています 春は新芽の芽吹きと桜や蝶、夏は蝉の合唱とトンボ、秋はもちろん紅葉、冬は冬枯れの木立と寒さ 自然だけではありません、途中にある保育園に子供を送りに来る若いお母さんの大胆な服装や、入学式に子供につれそうご両親の姿にも季節が色濃く写ります なかなか残暑が和らがない今の時期に盛夏の頃と変わらず蝉が鳴いています そのうるさいくらいの鳴き声がふっと途絶えて静寂が支配する場所があります 蝉がいないわけではないようでジーとか時折1匹、2匹短く鳴くことがあるのです 夏の盛りでもそういう場所が1~2箇所はあるのですが、ふと気づくとそういう場所が何箇所も増えています そして相変わらず鳴き盛るミンミンゼミやアブラゼミに混じってあきらかにツクツクホウシの声も数を増してきているようです 気の早い秋の赤トンボが川べりを飛んでいるのも見ました やがて途中の公園に赤い曼珠沙華の花も見られることでしょう 季節は着実に歩んで秋は駆け足で近づいているようです

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