2006/07/30(日)12:56
ゲド戦記って深いなぁ♪ネタばれです。
昨日のレイトショー、24時の回で観てきたので今も激眠です。
子供に無理やり起こされ、そうめん作らされ・・・。
家の用事もいっぱいですが・・・。
ゲド戦記を観てまだ興奮冷めやらずな感じです。
本当に感心したり、感動したり、シンクロして泣いたり、ほうってなったり・・・。
楽しかったな。
弱々しいアレン君も大好きだな。
「命なんて要らない」といって敵に攻撃をくらわしてたけど、めっちゃ強いのね。
弱いのかと思ったら恐ろしいほど強かった!それも箍が外れた人間の一面か・・・。
王子だから剣技はマスターしてるわけだし・・。
テルーちゃんは、自分でも気づいてなかった?けど○だったんですね。
ゲド(ハイタカ)がはじめてテルーちゃんを見て「まさかな・・。」と言った時点で気づかない私も私だけどね~。
なんかあるに決まってるよね~。
「人と竜はひとつだった」と映画でありましたが、一部の竜は人に混じって生活していたのでしょうか?竜が人型をとるのはファンタジーの世界では普通だしね。
いやあ、もう。
アレン君が「テハヌ~~~~!!」
って呼んで飛び降りるシーンが本当素敵。
ああ、やっぱもう一度映画館に見に行きたい~~~!
それにしても、この作品では、「命をつなぐこと」っていうのも大きなテーマでもあるのですが、(テルーちゃんがアレン君にそんなコトバを言っていました)
今回のこの映画が父から息子へ受け継がれた映画なのがまた感動する部分です。
アレン君もお父さんを刺しちゃったりいろいろありましたが、本当はお父さんを愛しているのが解るジーンとくるシーンがあります。
世界の均衡が崩れた影響がアレン君にも現れたとは言え、お父さんを刺しちゃうとは・・・。
とても優秀な国王である父を持った息子はいろいろなことに耐えられなかったんですね。
自分にはできない、と劣等感や不安でいっぱいな毎日を送るのはつらいでしょう。
お母さん(王妃)も「アレンの事くらいで国王を煩わすな」とか平気で侍女に言うし、親にも十分に愛されていないのでは、「自分が生きていてはいけない」「自分の命など」とか思い込んでも仕方ないよね。
それって現代にも当てはまるね。
高学歴な両親とかできのいい兄弟とかいて、自分は役立たず扱いとか比べられたりとか。
心のバランスが少しづつ崩れていってしまう。
と、まぁ心の闇ネタはこの辺にして。
自分も落ちるんで・・・。
人は生まれて、生きて、死んでいく。
生きている間にもどんどん変化していく。
宮崎駿さん事態もどんどん変わるでしょうし、作品も変わるでしょうし、これからはまた新しい命、知恵をつないだ新しいジブリ作品になっていくんでしょうね~~。
ます、ます楽しみです。
素敵なシーンとか迫力シーンとかいろいろあるんだけど、また今度。