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工藤俊作プロデュース プロジェクトKUTO-10

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February 15, 2019
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皆様、お久しぶりでございます。
今公演で2回目の登場です。
リリパットアーミーⅡのうえだひろしです!
どうぞよろしくお願いいたします!
今日のブログ担当ということなのですが、まだ自分のキャラクターがどんな人間なのか、うまくご紹介できません(笑)
なので、ちょっと違う話を…
今回は脚本が蟷螂襲さん。
そして演出が我が劇団の座長、先日還暦を迎えたばかりのわかぎゑふ(60)です。確か60です。
まぁ、少なく見積もっても60です。
もしかしたら10万60歳かもしれません(笑)
先のブログで長橋が紹介していた通り、蟷螂さんは元リリパットアーミーの劇団員だったんですが…それはもう何十年も前の話です。
1992年の12月頃…リリパットアーミーのファン感イベントがあったらしく、一週間ほど今回公演をするウイングフィールドさんをお借りして、らもさんのバンドや落語会など盛りだくさんのイベントの最後の3日間がお芝居だったそうで、その時わかぎが蟷螂さんに台本を書けるんちゃう?と言うて書かせたそうです。
その時、蟷螂さんが書いたというのが、なんと「飛ぶ教室」という題名のお芝居でした。 
蟷螂さんの主催されている劇団が「PM/飛ぶ教室」なので、色んな事が憶測、想像されますね!面白い!
その「飛ぶ教室」という芝居は、様々な理由から結局わかぎが演出をしたそうなのですが。
どんな芝居だったのか見てみたかったですね。
それから少しして蟷螂さんは退団されたそうです。これも憶測を呼びますね!面白い!
その後も蟷螂さんは、前回玉造小劇店でやりました「お正月」の初期メンバーでしたし、リリパットアーミーⅡ又はラックシステムには出演されておりました。
僕にとっては、新・部長刑事アーバンポリス24の蟷螂さんのイメージが強いです。
土曜日の夜はアーバンポリス。
それがうちの食卓では当たり前でした。
まぁ、それあれから幾年……お二人とも還暦を迎えられ、再びタッグを組む事になったのです。実に27年ぶり快挙!?
今回出演メンバーで言うと、長橋も清香も生まれてません(笑)
しかし、KUTO-10主催の工藤俊作という方は、人の繋げ方が凄いです。これもトシさんの年輪の為せる技とでもいうのでしょうか、ほんと凄いです。
さて、
僕は蟷螂さんの脚本でお芝居させていただくのは初めてです。
そういう時は脚本を見るのがとても楽しみなものです。どんな人間が出てくるのか、どんなストーリー展開なのか、どんな言葉が書かれているのか、どんなクセがあるのか、と色んな事を考えながら見てしまいます。
やはり僕はわかぎが書く大阪弁に慣れ親しんでおるので、蟷螂さんの関西弁の脚本は新鮮ですし、逆に難しく感じるのですが、そこは役者としてきっちりと向き合いたいと思っています。
脚本の奥に見える景色は、芝居の景色ではなく…
この言葉を選ぶまでに、どんな事を考えながら書いてくださったのか、タバコ吸いながら、頭をカリカリ掻きながら、時に散歩しながら、お酒を飲みながら、トイレで篭ったりしながら、
時にどうでもええわ!となりながら、けど脚本家にとって、脚本は自分の子供同然、また向き合ったりしてと、全部僕の妄想ですが…
とても物語への愛を感じざるを得ない脚本です。
だからこそ、若手たちの心境ったらあなた、とても軽々しく言えるものではないですが、焦っているでしょう(笑)でも、皆楽しく感じているようです。
僕も早くこの輪の中に入りたい。そんな気持ちか先走ってしまいます。
わかぎは蟷螂さんの脚本について、色々と説明をしてくれます。蟷螂さんの性格はこうだから役者にこんな風に喋って欲しいやろうみたいな話や、彼は哲学者だから脚本の中にこんな癖があるなど、あらゆる方向から役者がどうするべきなのかを説明してくれます。これも新鮮。
リリパットアーミーⅡではわかぎが脚本を書き演出をするので、作者の意図を分析する事はまずない。
なので、わかぎが台本の蟷螂節について色々と解説をしてくれるので、みんなはなるほどなるほどと話を聞いています。
蟷螂さんの描く長台詞と役者がどう向き合うのかを色々な役者の技術を駆使して、説明します。
変な話ですが、役者の持つ演技の技術よりも、脚本家の描く言葉の巧みさの方が上まって、役者が言わされているだけの時があるんですね。
それを是非避けたいと、わかぎは説明します。
演劇には、色んなジャンルがあるから、演劇的なものを良しとする演出や、より自然に近い言葉やリアクションを良しとする演出もあります。
わかぎの演出は…どうですかね。
人間の生理現象を大切にしていると思います。
生理的に生まれるものですから、大阪人の感覚で言うと、ボケとツッコミみたいな関係性なのかもしれません。
因みに今回はそのような分かりやすいコメディではありません。ですが、やはり役者が何気なく喋ってて、面白いところがたくさんあります。そんな感じが関西人な感じがして、とても好きです。
だから今回は僕は自分が出ていないところは、ページをめくったりせず、言葉がどのように聞こえるのかを楽しんでいます。
文字を追うのではなく、耳から聞こえてくる言葉がどれだけ楽しいのかを堪能しています。先輩方が、最初に色々と喋ってくれはるので、耳の穴をかっぽじってそれを楽しんでいます。
早くその輪に溶け込みたい。
それが役者としての楽しみです。
昨今、エンタメや役者を魅せるお芝居が流行っているような気がしますが、何気ないところにもたくさんドラマがあります。
ドラマは生み出すものではなく、見えないかもしれないけど、そこにある。
真ん中ばっかり見なくてもドラマはすぐ側にある。そんな事を気付かされます。
偉そうな事ばっかりいうてますが、
役者は意外とそんな宝探しみたいな芝居が大好きなんだろうと、ここにいてそない思います。
わかぎの話を聞いていても、それをよく感じます。
…是非、お越し下さい。
って終わりかいっ!って感じで終わらせてもらいますけど(笑)
是非、お越し下さい。
なんか今公演は、僕にとって色々新しいです。
大切にしたくなるし、なんかとても良い機会な気がして、是非観ていただきたいです!
では、劇場でお会いしましょう!





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最終更新日  February 15, 2019 03:33:54 AM
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