カテゴリ:日本の佳き文化
先日、桜の花びらが舞い散る頃(5月5日端午の節句)、 奥会津の「三島町」へ当てもなく車を走らせました。 ![]() 道の駅 尾瀬街道みしま宿から見た只見川 奥会津とは、 会津の中でも、特に深い山で囲まれた、奥深くにあるエリアのことを指します。 方角的には、会津から新潟方面へ車を走らせて、途中南西へと折れた方で、新潟県十日町へと続く道を進んだ地域です。 「三島町」は、この奥会津の2番目に現れる町で、 「日本で最も美しい村連合」に加盟。 6月には、大クラフト市【ふるさと会津工人まつり】が開催され、この日だけは、あふれんばかりの人が、どこからともなくわんさかと集まり、自慢の"てしごと”との出逢いを楽しみます。 第一のお目当は「編み組み細工」。 編み組み細工は、長く深い雪国ならではの文化で、 農作業のない冬。厳しい寒さの中、指を震わせ、ひとつひとつ丁寧に編まれた傑作品です。 山ぶどうの蔓で編まれたかごバッグは、中には10万を超える代物も。 都内のマダムたちも憧れる、素朴ながら繊細で美しい作品を見ることができます。 ここ、三島町は「てわっさの里」(てわっさ=手を動かすさま)として、その文化が息づき、町の雰囲気が、それをよく現しています。 この季節は、あちらこちらで よく手入れされたお庭で花を咲かせて 訪れる人を魅了します。 ![]() 1本の桜の木から4色の花びらに彩る珍しい桜の木。 よかったら見ていって、とおうちの方に声をかけていただきました。 三島町には、俗に言う「観光スポット」は、お世辞でも多いとは言えませんが、 来た人だけしか味わえない、なんとも言えない、情緒的豊かさを胸に、お土産に持ち帰ることができることでしょう。 行き先に迷ったら、是非訪れていただきたい町です。 「第33回 ふるさと会津工人まつり」のお知らせ ■開催日時 2019年 6月 8日(土)~2019年 6月 9日(日) ■お問合せ先 三島町生活工芸館 ■TEL : 0241-48-5502 ■ホームページ http://www.okuaizu-amikumi.jp/ ■場所 三島町生活工芸館
三島町のみどころ第一只見川橋梁ビューポイント海外のお客様に人気!! →スタッフが行きました! ブログ:【只見線】第一橋梁を見渡す絶景ビューポイント 霧幻峡の渡し 道の駅 尾瀬街道みしま宿 三島町生活工芸館 観光交流舘からんころん 早戸温泉 つるの湯 過去のブログを検索していたら、ほぼ同じ日に三島町へドライブに行ってました。 この季節の奥会津に惹かれるのかもしれませんね〜 →過去のブログ「新緑の奥会津ドライブ┗〇━━〇┛=3 =3」 ![]() 会津東山温泉 くつろぎ宿 千代滝・新滝東山温泉郷を一望できる、高台に位置する千代滝HP 東山温泉街中心部、川沿いに位置する新滝HP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.05.11 11:35:50
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