会津東山温泉 くつろぎ宿ブログ

2024/02/21(水)13:59

小粋な木綿織物 会津木綿【山田木綿織元】

周辺観光案内(市内)(13)

数年ぶりに山田木綿織元さんへ出かけた。新滝のわたり廊下の天井のれんを新調する為だ☺ くつろぎ宿は創業から間もなく20周年を迎えます。元々、川沿いに立ち並ぶ二つの旅館を、渡り廊下を増設して繋ぎ、千代滝と含め三館でスタートしたのが20年前。みんな旅館の名前に「滝」がつくので、「三滝さん」と呼ばれていました。懐かしいな~!! ある晴れた日♪ もうかれこれ6年ぶりの訪問。こんなお姿になっていて驚きました!! 以前は、写真右手にある玄関が入口となっていましたが現在は中央に見える暖簾をくぐり、店内へと入ります。 平成30年に新しいお姿に変わられたそう。今は、七日町の街並み保存活動などもあり当時の姿を再現される修繕が増えていて嬉しくなります♪ 山田木綿織元は明治38年創業。最盛期となる大正時代には、30軒を越える会津木綿工場があったのだとか。現在は、市内に【山田木綿織元】さんと【(株)はらっぱ・原山織物工場】さんの2軒、会津坂下町の【会津木綿織元 IIE Lab. 工場直売所】さんの3軒のみとなっています。 店内に入ると 素敵なブティックになっていました♪ 色とりどりの装飾品♪♪♪心が弾みます😊 創業からの生地見本帳には200種類以上の縞柄が揃っているのだとか! 生成りに紺の模様が入った生地がほしいと伝えると春になると生成りも織り始めますよ、と教えてくれました。時代や季節に応じた会津木綿を製作しているそうです。 反物のストックを見せてもらいました♪  約50mの渡り廊下に、二本の会津木綿を渡らせるので90mが必要なので新たに織って頂く事になりました。今だと、約1ヶ月で完成するそうです。  天井のれんの他に、装飾用として春らしい黄色と薄紫を購入させていただきました。 季節に応じて、色を選べるのも会津木綿のいいところですね。 そういえば、これだけカラフルな種類がある伝統織物も珍しいのではないでしょうか。それが、人気を博す理由のひとつかもしれませんね♪ なんと、赤、青、黄の3色の配合によって色味を調整し、何十種類もの糸を染分けているそう!!!改めて、3原色の凄さに思い知らされました~!!💦  正面にもう一つ、出入口が見えますね。昔、この場所は「染め場」として使用しており、中庭に続き、作業をしていたそうです。中庭の奥に見える場所が、また織り場となっています。 織り場の工場見学は、常時予約不要でご案内しているそうですのでぜひ、昔懐かしい工場の雰囲気を楽しまれてはいかがでしょうか♪ 今度は工場へも潜入取材したいと思います✨新滝わたり廊下の変身もお楽しみに♪♪♪ Information山田木綿織元住所:〒965-0044 福島県会津若松市七日町11−5電話: 0242-22-1632時間:9:00〜17:00(12:00〜13:00は昼休憩)定休日:年中無休※ 年末年始、冬季の土日祝など臨時休業をいただくことがあります。工 場 稼働時間:8:30〜16:20(12:00〜13:00は昼休憩)工 場 定休日:土日祝

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