カテゴリ:会津の三十三観音巡り
2016年に日本遺産に認定された「会津の三十三観音めぐり」 日本遺産は全国に104のストーリーがあります。 この秋、全国の日本遺産が集まる大イベントが開催されます!
会津三十三観音の歴史を辿ると もともと、東北地方でいち早く仏教思想が花開いた、“ 仏都会津 ”としての基盤がある上で 会津の名君、保科正之公が 平安時代に始まったとされる三十三観音巡りを会津にもたらしたことが始まりとされています。 これは、当時の伊勢参りや熊野参詣、西国三十三観音巡りが盛んであった時期に 領民の不満を募らせずに、資金、労働力の流出を防ぐ、正之公の名案のもとに整備されました。
会津には由緒ある仏寺がいたるところにあったこと、古代の霊場巡り以来の観音巡りが盛んな土地柄であったことから、 多くの領民たちによって、とくに農村部の女性たちによって盛んに三十三観音巡りが行われるようになったようです。
続きは、「会津の三十三観音巡り」オフィシャルホームページに誰でも分かりやすく説明があるので ぜひ見てみてくださいね(#^^#)
「会津の三十三観音巡り」オフィシャルホームページ 鳥追観音如法寺(西会津町)
三十三観音とは、観音菩薩の教えを説いた『観音経』によると 観音菩薩は救う相手や状況に応じて33種類の姿に変えて、人々を助けてくれるのだそうです。 三十三の観音様から、会いたい観音堂に参拝してみるのもよいかもしれませんね。
観音様、、美しいですね・・・ 日本最大級の立木観音「十一面千手観音菩薩」(会津坂下町)
最近聞いた話で、面白いなと感じたことなのですが 手と手を合わせるのは この世とあの世を合わせる事なのだそうです。
仏教の発祥の地であるインドでは、 右手は清らかなもの=清浄 と言われていますね。 仏教的な観点で見ると、 右手は仏様 『仏様と私たちが一体になる』 ということ。
観音様を前に、手を合わせると からだには平和な心が宿っていることを確認できます。
これを機に 10月の日本遺産フェスティバルを迎える前に 三十三観音巡りをしてみてはいかがでしょうか♪
それともうひとつ・・・実は、会津には 本家西国三十三観音巡りを、あっという間に巡ることができてしまう 観音堂があります。 ご存じの方が多いと思いますが、 東山温泉からほど近くにある「さざえ堂」です。
「さざえ堂」についてはお伝えしたことが多いので またの機会に、ご紹介したいと思います。
写真提供:#極上の会津 (https://gokujo-aizu.com/) 鳥追観音(会津坂下町)
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最終更新日
2024.03.26 14:46:44
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