服を断捨離中です
現在、ちゃくちゃくと服を断捨離しております。そもそも私はお洒落や流行に無頓着なので、服の所持数は平均以下だと思います。でも、押し入れには開けられる気配のない衣装ケースや、1年以上着ていない服たちが眠っています。(お片付け特番では真っ先に捨てられる箇所ですよね)私は物を捨てるのが苦手で、特に服は勿体ない!という気持ちが非常に強いため、なかなか行動できずにいました。だからといってリサイクルショップに持っていくのは面倒で先送りにしてしまうし、ノーブランド品しかないので、引き取ってもらえない場合も多い。捨てるしかない、と頭では理解していますが、でも、「まだ着るかもしれない」「勿体ない」「しまう場所はあるし」「でもでもだって」……という無限ループを脱せずにいました。しかし、そろそろ衣替えだなぁ、と開けた衣装ケースの中で黄ばんだ白い服や、襟がよれよれになったTシャツを発見し、「これを捨てないのは自分にとって悪影響」ではないか? と感じました。幼少期から培った勿体ない精神を一時的に封印し、捨てる覚悟を決めたのです。着ない服は、正直ゴミと同じです。それに時間や場所を取られるのは何より勿体ないじゃないか、と、まずは明らかに着古して寿命が来た服から捨てはじめました。一度作業を始めてみると、案外ぽいぽい捨てられるから不思議です。次に、積極的に自分で選んで着ない、という服を捨てることにしました。積極的に着ないということは、何か問題がある筈です。デザイン? 機能性?そこで、私が「嫌いではないが積極的に着ない服」の条件を挙げてみることにしました。1年以上着ていない服や、着ている自分を想像し難い服を並べてみて、何が共通しているのか?また、自分が服を選ぶとき、何を重視しているのか? ひとしきり考えることにしました。そういえば、ちゃんと考えたことが無かったです。そして、以下の結論を導きました。①インナーを選ぶもの(襟が広い、透け感がある、背中が開いている、等)②デザインの主張が激しいもの(羽織るものや上下の組み合わせが限られるもの)③体形に合わないもの(着られるけど、なんかちんちくりんだったり、逆に太って見えたりするもの)④高価なもの(汚れが怖い)①~④の服は、その理由から「着るのが面倒」だから別のにしよう、という思考回路になり、選ばれることが極端に少ないのです。その「別の」こそ私が普段さっと着られる理想の服なのでは? と気づき、じゃあそれだけ残して捨ててしまえ! ということになりました。基本的にズボラなので、どんなときでも悩まずに着られる服が私の理想のようです。(履く動作が面倒なのでタイツも避けていたことが発覚。スカートは減らしまくることにします)①~④の中には、思い入れのある服もあります。しかし、過去の私がそれを着て楽しんだのだから、寿命を全うしたという事にして昇華してしまおうと思います。一方、ほとんど着ていない服もありました。間に合わせで買ったものや、ネットで買ったら想像と違ったもの、安かったからとりあえず買ったものなどがそうです。かなり悔やまれますし勿体ないですが、今後も私がそれらを選び取ることはないだろうと信じ、捨てることにしました。服をどんどん減らしていくと、自分が辿ってきた趣味や当時買い物した時のこと等を思い出し、なかなか楽しかったです。これもまた、自分と向き合う充実した時間です。それから、なんとなく人に会いたくない服も捨てました。よれよれだったり、安っぽかったり。車移動が主だと、通勤や近所の買い物はどんな格好でも行けてしまいます(私は)。でも、「今は知り合いに会いたくないなぁ」という服は問題があるのだから捨てろ、と思いました。当たり前のことですが、服装に無頓着な生活を続けていたので今頃気づいております。今後の課題として、・安易な服の購入はしない・捨てるか迷ったら捨てるという2点に注意することとしました。片付けを進めていくうちに、記憶からすっぽり消えてなくなっていた服たちが現れたりして、管理できない量の服を持っていたのだと痛感しました。服に限らず、持ち物は自分が管理できる分だけ、を徹していこうと思います。↓今日捨てた分。気に入っていた服や、まだ着られるものもありますが、一度捨てる!と決めたら意外と喪失感は薄いです。