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kutsushita3

2020.05.25
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カテゴリ:暮らし
世の情勢もあり、絶賛引きこもり中なので物を「手放す」作業がはかどっております。
そんな中で1つ気づいてしまったことがあったのでブログにまとめようと思います。


部屋を片付けよう!断捨離だ! と思ったら何をするだろう?
物を減らそうと思ったらまず、要るものと要らないものに分けるのではないだろうか。

そして私は気づいてしまった。
今まで祖母に買い与えられてきた全ての物が不要だったことに……。

さすがに「全ては言い過ぎじゃない~?」と思うも、やっぱり要らない。使ってない。そもそも好みや趣味が激しく合わない。私の部屋では存在自体が浮いてしまっていたのだった。

ちょっと書き出してみるとんな感じ。

・お客様用の分厚い朱色の座布団×2組(多分高い)
・もこもこのピンクの枕カバー
・花柄のタオルをたくさん
・なんか青い花柄の長座布団(多分高い)
・歩きやすいと言われた軽い靴
・ちゃんとして見えるらしいコート(多分高い)
・名前を彫ってある鳥取砂丘の小銭入れ
・アイロン&アイロン台

ぜーんぶ、使ってない!!要らん!!

昔から、祖母は私に物を買うことを強要するタイプだった。
私は物欲の少ない子供で、特に服や鞄、靴などを欲しがらなかった。
使えりゃいいよ、という感じで、財布は安物を10年くらい使っていたし、服も滅多に新調しなかった。
(今思えば、それが私のしっくりくる理想形だったのだろうわからん
祖母はそれを許さなかった。
「ちゃんとした物を1つは持ちなさい」「使う時が来るかもしれないから買いなさい」というのが今でも口癖である。
私が持っている鞄を見れば「そんな汚い鞄!新しいのを買いなさい!ちゃんとしたやつを!」と怒り、「同じ服ばっかり着て、新しい服を買いなさい!みっともない!」と怒り、あいさつ代わりにひとしきりの持ち物チェックをされるのは今も変わらない。
いつも口では「お金がないなら買ってあげる」と言うが、「お金は出すから(私の言うとおりに)買いなさい」という強要だった。
(私はたとえお金があっても買わない……)

高級志向、物があればあるほど良い、足りないものがあってはならない、というのは世代独特のものなのかもしれないし、祖母の周りのコミュニティがそんな感じなのかもしれない。子供のころは言われるがままに従い、高い服を買ってもらい、1度か2度着て実家のクローゼットの奥深くに眠らせていた。
多分、目に入るところに置いておきたくなかったのだと思う。管理はすべて母に任せた。
母はどちらかというと私に近く、物欲少なく、物を持たない性格なので私たちは祖母にひとくくりにされてよく怒られている。
母は祖母の娘なので、なんとなく私の気持ちを察してくれていたかもしれない。

多分、祖母は物を与えることで自分が満足するタイプの人だ(それも自分の好きなものを)。
旅行好きな祖母は、旅先で必ず「残る物」をお土産に買ってきた。お菓子等ではなく、置物とかキーホルダーとか、残せるものに強いこだわりがあるように思う。
実家には祖母のお土産が引き出しにぎゅうぎゅうにしまわれている。冒頭でも少し書いたけれど、私と祖母は好みがまったく合わないようなので、まあ、当然奥深くにしまいこまれることになる。
かといって捨てたとばれるのが面倒なので捨てられない。
そんな状態に蓋をして、私は実家を出てしまった。しかし、いつかは封印を解いてぜーんぶ捨てに行かねばなるまい(考えるだけで気が重い)……。

ここで表題に戻る。
祖母は昔から、私が結婚したら嫁入り道具をたくさん持たせたいようなことを言っていた。
職人手作りの布団、桐のタンス、着物、子供ができればひな人形や兜――今ならゾッとしてしまうが、当時は「ふーん、そういうものか」と受け止めていた。大人の意見に流され続けた哀れな子供だったと思う。
結局、狭いアパート暮らしなので実現しなかったが、家でも建てようものなら祖母は再度提案してくるだろう。今なら言える、「要りません」と。

祖母の気持ちも、まあ分かる。他人にみっともない、みすぼらしいと思われないよう、私を守っているつもりだったに違いない。世代的にも、「きちんと」「ちゃんと」がキーワードらしく、百貨店での高い買い物を好む。
私の夫はよく派手な髪色をしているので、祖母宅に行くと眉をしかめて「黒髪のスポーツ刈りにした方がかっこいい」といつも言われる。昔はへこへこしていた私だったが、片付けをする中で「価値観が合わないのはしょうがない」「お互いにあきらめましょう」ということに気づいたのは本当に大きな事だと思う。
心のどこかで蓋をしていたことがパアッと晴れてとても軽い心地である。片付けってすごい!
恐らく祖母はこのことに気づかないので、今後も色々言われるだろうが、これからは心置きなく「お断り」できるので安心だ。

今回の気づきをまとめると、

・不要なものを与えるのは好意ではなく押し付けであること。
・祖母は別のひとりの人間であること。間違うこともあれば、価値観も違う。
・要らない物は断ること。

こんな感じだろうか。文字で見ると当たり前だが、私は20代後半にしてようやく気付いた。否、この歳で気づけて本当に良かった。
とりあえず、今の部屋にある要らない物から手放していこう。実家の封印は……云、近々(笑)。


↑祖母はフクロウのモチーフが大好き。置物やアクセサリーなど、フクロウグッズがたくさん出てきた。

​​
↑画像を拝借。こんな楊枝入れもたくさんもらった……祖母は私がこれを品良く持ち歩く姿が想像できるのだろうか。私はできない。






最終更新日  2020.05.25 14:57:18
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