我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

あぁ、今日も食った飲んだ。

千葉の親戚の家で目覚める。この家は寝るときに雨戸を閉めるので、朝になっても部屋の中は真っ暗。だからついつい寝過ごしてしまう。娘とふたり９時半にリビングに入っていくと、他のメンバーは既に朝食も終え、ゆったりと日曜の朝を過ごしていた。

朝食は、ロースハム、茹で卵、トマト、ブロッコリ、アスパラ、レタス、バタートースト、コーヒー・クリープ入り。絵に描いたような朝食である。茹でもの（茹で卵、ブロッコリ、アスパラ）が茹で過ぎなのが玉に瑕。

近くに住むもうひとりの妻の伯母もやってきて、ひとしきり妻の実家の話題で花が咲く。

ZAZIEと娘を連れて、近所を散歩。甥はアレルギーを言い訳にしているが、本当は犬が少し怖いらしい。
伯母の家から５分も歩かないところに、桜の大木が道沿いに何本も立ち並んでいるのを発見。この住宅地を開発した時に植えたにしては随分と幹が太い。つぼみがほころぶにはまだ１週間ぐらい掛かりそうだ。

昼は、幕張のニューオータニから「春爛漫弁当」を取り寄せる。お品書きが付いていたので書き写すと、以下のとおり。

上段
鰆菜花焼き、車海老雲丹まぶし、帆立貝柱照煮、春山イカ、飯蛸と菜花、竹の子木の芽和え、合鴨ロース焼き、蓬麩田楽、出し巻き玉子、蕗当座煮、茄子葱正油、三色団子、天豆、のし梅、青唐土佐漬、はじかみ
下段
高野豆腐、里芋照煮、竹の子土佐煮、絹さや、花人参、海老真丈大葉包み、太巻き寿司、穴子ちらし寿司、桜餅

さすがにこれだけあると食べ切れない。私は太巻きを残してギブアップ。娘は大半を残したし、甥などは鴨ロースと穴子寿司を少々食べただけ（これは量の問題というよりも好き嫌い）。妻や義妹も半分ぐらい残して、お持ち帰り。

食後にイチゴ、しばらくして伊予柑？、さらにはアイスクリーム。昔の人は良く食べる。伯父は今年８０歳、伯母は７７歳だがいたって元気。健啖こそが健康の秘訣である。

そういえば、この家にも神戸の知人から「イカナゴのくぎ煮」が届いた。神戸では「くぎ煮」キャンペーンでもやっているのだろうか？
ちなみに、先日は「コウナゴ」と書いたが、今日届いたものには「イカナゴ」と書いてあった。帰宅して調べてみたら、どちらも同じものらしい。

千葉から自宅まで７０キロ程度。空いていれば１時間半もあれば余裕で帰り着くが、今日はレインボーブリッジから芝公園あたりまで大渋滞。それでも６時頃には帰宅。義妹と甥も一緒。これから１週間余の合宿生活の始まり。

夕食は、昼の弁当を中心に、これだけだと子供たちが食べないので、東急ストアでお惣菜をいくつか買ってきて食卓へ。
ビール、土佐鶴。

食後、娘に漢字を教えながら、ホワイトホースをロックで。

子供ふたりを連れて風呂に入ると、いい運動になる。やれやれ。
明日はこの喧騒を逃れて福岡泊まり。仕事は、明日・明後日を過ぎると、少し落ち着くだろう（たぶん）。


満腹、満腹