我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

あぁ、今日も飲んだ食った。

朝は宿の朝食。バイキング。ちょっと興醒めだけど、バイキングにしては悪くないかも。
鬼子汁？（味噌けんちんのスイトン入りといった感じ）、野菜の煮物（大根、人参等）、漬物、冷奴、ソーセージ（失敗）、納豆、ご飯。食後にコーヒー。
窓の外でフライフィッシングをしている人が２人。こんなところで釣れるのかと思ったけど、後で姪と娘と川原に降りてみたら結構大きな魚が泳いでいる。

せっかくだから江戸村かワールドスクエアでもと思っていたのだが、父が疲れたからまっすぐ横浜に行ってくれというので、娘を説得して朝から帰路に着く。

帰りは道が空いていて１１時半頃には浦和まで戻ってきたので、浦和で降りて、鰻を食べに行く。鰻は、父も私も娘も好物だ。
浦和は海のない宿場町だったこともあり川魚の美味い店が今でも、何店も残っている。
いろいろ行きたい店はあるが、とりあえず浦和に住んでいた頃によく行った谷田川へ。
父も私も蒲焼よりも白焼きが好きなのだが、父は「今日は白焼きはいい」という。疲れているようだ。
まずは、鯉の洗い。浦和に住んでいた頃なら、ここから車で１０分足らずで帰り着いたのでビールの一杯も飲んだが、最近は厳しくなった上に、これから横浜まで帰ることを考えると、飲むわけにはいかない。
それから、うな重。ここのタレはちょっと辛め。浦和で人気の小島屋（だったかな？）は、鰻自体はもっとふっくらだが、タレがちょいと甘すぎるので、私は谷田川の方が好み。
ご飯が結構多い。そして柔らか過ぎかな。
最近、銀座のひょうたん屋に慣れてしまったせいか、ちょっと不満あり。
それでも十分に合格点。

自宅に帰って夕食。
筍と蕗の煮物、筍の炒め物、サーモンソティ、ソラマメ、ご飯。酒はポルトガルのスパークリング、ジョニ黒。
父もご機嫌に食べる方も飲む方も進んだように思う。

父が寝た後、兄に電話。弟一家の対応に私も妻も兄嫁も不満を持っているのだが、それに対して兄は「人それぞれ」と言う。「人それぞれといっても常識というものがある。弟夫婦が常識知らずなら、それを諌めるのが親であり兄である筈」と言ったのだが、兄は「そりゃそうだが、自分では正しいことを言っているつもりでも、他人にとっては困ることだってある」と不機嫌に言う。私に言わせれば、兄は兄弟の間で波風を立てたくないだけにしか聞こえない。
どうも、私の電話の前に、兄夫婦でやりあっていたらしい。兄嫁は、自分自身は末っ子なのに長男の嫁として実に良くやってくれている。
父とも、いずれ来る遺産相続の話をしたのだが、兄嫁が故郷に戻って墓を守ってくれるなら(兄嫁は元々そのつもりである）、全部遺産を引き継いでくれても、私も妻も文句はない（父は自分が長男として親の殆どの遺産を継いだことで、弟や妹たちに対してそれなりの反省はあるようだが）。
まぁ、それもこれも自分が生活に困っていないからなのだろうけれど。

父に付き合ったことと、兄との口喧嘩もあり、飲み過ぎたようだ。ジョニ黒が空いてしまった。

満腹、満腹


書き込んだ後に気付いたが、今日はこの日記を書き始めて１００回目。もっと気持ちのいいことを書き込みたかったのだが、兄弟喧嘩なんてね。次のアニバーサリーはもっと気持ちよく迎えよう。