我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

あぁ、今日も食った飲んだ。

暗い朝。雨だ。

朝食は当然、カレー。

朝のうちにZAZIEの尿を取ってしまおうと構えていたら、逃げ回ってお漏らし。しかも、洗濯が済んでタンスに入れる前の私や娘のシャツの上に。
あらら。バケツに入れてザブザブして漂白剤に漬け込んだ。

そんなこんなで家を出るのが遅くなったついでに、朝のテレビ番組を見ていたら、紀宮清子内親王の婚約内定のニュースに見入ってしまった。

お相手のクロちゃんの父親（故人）はトヨタの社員だったというし、母親と渋谷区に住んでいると昨晩のニュースで聞いていたので官舎住まいか（都庁の官舎は良い場所にある。私の友人も入庁した最初は白金の寮だった）、内親王が官舎にお輿入れするのだろうか、持参金っていくらぐらいなのだろう、なんて下種な想像をしていたのだが…。
初等科から学習院。
車好きって、走り屋じゃないんだね。愛車はロータス・エリーゼ。さらには、アルファロメオのスパイダーだろうか、赤いコンバーチブルに乗ってインタビューを受けている若い頃の映像まで流れていた。
正に下種の勘繰りであったと反省。内親王を嫁に迎えようという家だ。金がないわけがない。

それにしても、普段は都庁で建設業者を指導している主任さんが、仕事が終わるとロータスエリーゼのステアリングを握っていたなんてね。
まるでサタデーナイトフィーバーみたいだ。

昼食は、雨だし寒いし、迷わず社食。
ところが、こんな日に限ってメニューはカレー。パス１。
麺はと見ると、タヌキ。パス２。
タヌキそば（うどん）ってなんだか損した気分がする。関西や香川だと揚げ玉なんてテーブルにおいてあって好きなだけどうぞっていうのに、東じゃ揚げ玉が載っているだけで一つの独立したメニューになってしまっている。
天ぷらそばにも今日は食指が動かない。

消去法でラーメン。
チキンラーメンと書いていたが、インスタントではない。
排骨麺の鶏版という感じ。
鶏はまずまずだけど、麺もスープも…。
それと、稲荷寿司。

昨日は中学生時代のラジオの思い出を書いたので、その続きで、今日は高校時代編。
なんといっても１０時からのＮＨＫ・ＦＭ、サウンドストリート。これが一番のお気に入り。
聞き始めた頃のＤＪは、月曜日がマンタさんこと松任谷正隆、火曜は森永博志（漢字が違うかも。何者かいまだに知らない）、水曜日は甲斐よしひろ、木金が渋谷陽一。
マンタさんの選曲は年代も幅広く和洋、森永は当時はマイナーだった日本のロックの渋い辺りを、甲斐はもちろん甲斐バンドはじめポプコン・ヤマハ系（さすがにフォークはなかった）や日本のロック、そしてRockin' on 渋谷陽一は洋楽Ｒ＆Ｒの王道を行く。
その後、交替があって、ＰＳＹ・Sの松浦雅也、佐野元春、烏丸せつこ。
さらには、渋谷陽一がついに木曜日を明け渡して、山下達郎。
あのねちっこいしゃべりは苦手だったが、選曲やその薀蓄には聞き惚れたものだ。
本当に毎日楽しみだった。
お陰で大学受験のときも１０時まで勉強したら、あとは布団に入ってラジオの時間。全然勉強しなかった。

晩飯は、いうまでもなくカレー。

晩酌に、瓦センベイとフォアローゼズ。
久々にバーボンを買ってみた。

あぁそうだ。ZAZIEは今日の検査では石も血液もなかったそうだ。一安心。
でも、１週間後に再検査。
体質的なものだとしたら、この先ずっと予防食生活かもしれない。
毛艶のよくなるプレミアムフードや美味しそうなおやつを食べさせてやりたいのだけど、それはまだまだ先のことのよう。


満腹、満腹