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我食べる、故に我あり ~ 中国の故事 (嘘)

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2005年03月01日
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カテゴリ:昔話

あぁ、今日も食った飲んだ。

快適な目覚め。

朝食は、雑炊、ミルクティ。

昨晩、転職する夢を見た。
某放送局の面接を受けているのだが、なんだか社食のテーブルみたいなところで5,6人の男に囲まれて質問に答えていた。
なぜだかその男達の中に仲の良い取引先の社員の2人がいるのだが、夢の中ではその放送局の社員のようだ。
たわいもない世間話の後、最後にメインの面接官らしき男が、「ところで通勤は大江戸線になりますが、大丈夫ですか?」と尋ねる。
「江東区に新センターを作って、業務の大半はそちらで行ってます」と続ける。
江東区はちょっと遠いなぁ…などと思いながらも、こんなチャンスを逃したくもないから、「問題ないと思います」と答えて、面接終了。

その後、その放送局の社員である友人(夢の中ではそうなのだが、現実の彼は前の会社の同僚だ)に、「まったく中身のない面接だったけど大丈夫かな?」と聞くと、「もう決まったようなものだよ。安心しろ」という答え。
「そういえば、肝心なことを聞くのを忘れてた。ペイはどうなんだ?」
「それも心配ない。俺の先月の手取りは450万円だったよ」。
オー!それはすごい…けど、何かの間違いじゃないの?
日本企業が社員にそんなにくれるわけがない。

というところで、夢から覚めた。
まさに夢のような話であった。

昼食は、とん銀でハンバーグ定食。
ハンバーグは手作り風で上にケチャップがかかっている。もう一回りボリュームがあって欲しいが、味は悪くない。
千切りキャベツもちょっと太めで家庭料理風。まぁ、及第点。
シジミの味噌汁はもう少しシジミの味が濃くにじみ出ていて欲しい。
ご飯はまずまず。
トンカツ屋では、トンカツはもちろんのこと、キャベツとご飯が美味くなくてはいけない。
いくらトンカツが良くても、このふたつが不味ければすべて台無しだ。
トンカツと千切りキャベツとご飯が三位一体になってはじめてトンカツ屋の価値が決まる。

さて、地味ながらもうひとり脇役がいる。
パセリだ。
私は、好き好んで積極的にパセリを食べはしないが、出されれば食べるし、嫌いじゃない。
しかし、周りを見渡せば、皆残している。
昨今、野菜全般に臭みが消えていく中で、パセリは臭みが身上であり、臭みがなければパセリのレゾンデートルはないといっても良い。
よって、世間から疎まれているというわけなのだろう。
なのに、いまだに洋食の皿にはパセリが載せられる。

さきほど、「出されれば食べる」と書いたものの、店で出てくるパセリを見ると、あの噂が頭に浮かんで躊躇することも否定できない。
そう、その噂はこんな台詞から始まる。
「レストランでバイトしていた友だちから聞いたんだけど」。
そして、話は核心へ。
「客が残したパセリを集めて水洗いしたら、別の客の皿に乗せて再利用しているんだってさ。だから、パセリは食べない方が良いよ」。

もちろん、とん銀の話ではない。
昔、何度かあちこちで聞いたことがある噂だ。

そんな話を耳にすると、パセリに伸ばした手が引っ込むというものだ。

そういえば、パセリではないが、似たような話で、客の残したスープを鍋に戻していたとして営業停止になったラーメン屋があった。
料理人の風上にも置けない所業である。

夕方になって届いたメルマガの中に、談話室滝沢が閉店するという話が書かれていた。
私は滝沢に1度しか入ったことがないが、強烈な印象がある。

談話室滝沢とは東京に何店かあるチェーンの喫茶店である。
いや、喫茶店という表現はあまり正しくないかもしれない。

あれは約10年前、土曜日の午後、妻が用事を済ましている間、妻の友人の女性と2人で時間潰しに西新宿の談話室滝沢に入った。
選んだわけではない。たまたま妻と別れた場所のすぐ横にあったので、入っただけのことである。

メニューを見て驚いた。コーヒー1杯が千円。高い。
店の雰囲気はというと、ひたすら和風。
店員は和服姿で、ウェートレスと呼ぶよりも仲居さんと呼ぶべきである。
内装も和風だし、BGMは琴であった(と思う)。
和風温泉旅館のティーラウンジといった趣き。
そして、何よりも客層が変わっている。

若い男(又は女)とその母親と思われる女性が並んで座り、その前には訳知り顔の年配の方が2人に流暢に何かを説明している。
やがて、若い女(又は男)がやはり親と思われる人に付き添われて現れると、年配者が俄然張り切って両者を紹介し始める。

そうお見合いである。
店内を見渡すと、何組も同じような集団が席を占めているではないか。いや、何組もどころか、そういう人たちの方が店内では主流派であった。

自分に見合い経験がないから不謹慎なことを言うようだが、面白い見世物でちっとも退屈しなかった。

それにしてもなぁ。西新宿なんだから、見合い向きのハッタリの利くホテルがいくつもある。
なのに、初めての出会いの場が談話室滝沢。
ここで出会って結ばれた夫婦たちは、幸せに暮らしているだろうか。
こういう2人のほうが堅実な家庭を築いているのかもしれない。

談話室滝沢亡き後、仲人は見合いカップルの出会いの場をどこに求めるのだろう?


夕食は、ウニとマグロの刺身、ニラとモヤシ炒め、竹輪、ご飯、佃煮、ビール。

晩酌に、フォアローゼズと柿の種。


満腹、満腹






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最終更新日  2005年03月01日 22時28分13秒
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