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テーマ:銀座でランチ(193)
カテゴリ:鰻・寿司
あぁ、今日も食った飲んだ。 今朝は昨日比マイナス200グラム。 順調である。 それにしても素直な身体だ。食べれば食べただけ太るし、食べる量を減らせばそれだけ体重が減る。 性格が素直だと体質も素直になるらしい。 もちろん私のことである。 朝食はダイエットプロテイン。 これだけだと昼が来る前にお腹がすきそうなものであるが、それがちっとも空腹感を感じることがない。 今日は立ち寄りで虎ノ門へ。 指定の時間より30分以上早く着いたので、その辺をぶらつく。 上手くして打ち合わせが昼頃まで長引いたらこの辺で食べて行こうと思い、店探し。 10年ほど前、役所通いをしていた頃に何度か食べた鰻屋・鐵五郎がまだあるか確認しようとそちらの方へ歩いていくと、美味しそうな店が幾つもある。 どこもまだ開店前なので良くは分からないが、例えばスマトラカレーなんて名前を聞いただけで吸い寄せられそう。 残念ながら打ち合わせはあっさりと終了し、虎ノ門ランチは実現しなかったが、地下鉄で2駅だし、今度、足を伸ばしてみようかと思う。 そんなわけで鐵五郎で鰻好きの虫が騒いだため、昼はひょうたん屋に行って見たのだが、珍しいことに満席の上、数人が待っていた。 最近、私の行く先々急に混み始めた気がする。 さて、登亭にしようかそれとも鰻はやめようかと思案していたら、ふと松坂屋の地下に宮川本店のイートインがあることを思い出した。 デパ地下へ潜入。 宮川本店を見つける。 店の前に出ていた品書きを見ると、サラリーマンの昼食にしては高い。 でもまぁ、たまには良いだろう。 売店の暖簾をくぐった。 そして、ためらった。 穴蔵みたいなのだ。 もちろんきれいにはしているのだが、物置にきれいな壁紙を張り、4席だけの狭いカウンターをつけたような息苦しさがある。 売店で買ったお弁当を食べるスペースを提供しています、という様子だ。 これじゃ高いお金を払っても、薄っぺらな箱に入った持ち帰り弁当を食べさせられるのじゃなかろうか、と不安になる。 が、ためらっているうちに背後に店員が立ち、どうぞおかけくださいとお茶を差し出した。 腹を決めて椅子に腰を落ち着けた。 先客がひとり。 きちんと陶器のドンブリに入ったうな丼を食べているのを見て、一安心。 意外と待たされて、うな丼(松)が出てきた。 肝吸いもついている。 吸い物を一口啜る。 塩味を殆んど感じさせず、出汁だけで勝負といった、ごく薄味。それでもなかなか悪くない。 肝心の鰻。 大きさも厚さも今ひとつ。御飯の量も少ない。山椒が小分けのパックで置かれているのも興醒めだ。 だが、食べてみると美味しい。 さすが宮川だ。 タレは辛めで私好み。 鰻の味もしっかりしている。 山椒のパックも、少量ずつ密封されている分、香りが薄れずに良いのかもしれない。味気ないが。 ひょうたん屋ほどじゃないけど、十分に満足。 ただ量が少ない。 「お替り」っと言いたいところだが、そんなことをしたら社食2週間分ぐらいの値段になる。 午後は、契約書を1本作って、後は中身のない仕事。 それにしても、人間と言うものは一度甘やかすとどんどん甘えるものである。 分かっちゃいるのだけど、頼られればついつい応えてしまう、損な我が性格。 帰宅して夕食。 家に入ったときから何か良い匂いがしていると思ったら、今晩は焼き蟹。 活ズワイ蟹が売っていて、店員に「焼くと美味しいよ」と奨められたのだそうだ。 食べてみると、身離れが悪く茹でたときよりさらに食べにくいけど、香りは良いし甘みはあるし、ビールを飲むのも忘れて黙々と貪ってしまった。 ただ、焼くとミソはダメだな。 日記を打っている今でも手が焼き蟹臭い。 他に、蕪と厚揚げの煮物、蕪の葉と刻んだ油揚げの炒め物、御飯。 食後に熟れ熟れのとろけるようなマンゴー。 時間をかけて満足度の高い食事をしたが、それほどの量は腹に落ちていない。 ダイエットには良いメニューであったように思う。 晩酌にジンをロックで。 満腹、満腹 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年05月12日 22時37分17秒
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