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テーマ:銀座でランチ(193)
カテゴリ:昔話
あぁ、今日も食った飲んだ。 体重は前日比プラマイゼロ。 踊り場? って、まだ1週間と経っていない。 朝食は今日もプロテインダイエット。 出社。 午前中に公正証書作成の相談のため公証人役場に出向く。 とても親切で丁寧な公証人の方であった。 私が初めて公証役場に行ったのは、もう15年も前のこと。 社長のサイン認証が必要になり公証人のもとへと趣いたのである。 今日の役場は公証人1人、スタッフが4,5名でのんびりとしたところだったが、15年前の役場は何人もの公証人がいて、スタッフも大勢、そして客がひっきりなしにやってきていた。 社長のサイン認証が欲しいのだがどうすればよいかと尋ねたら、フンという表情をして、「簡単なことです。社長さんを連れてきて私の目の前でサインしてくれれば、認証します」と高圧的に宣言された。 それのどこが簡単だと言うのだ。 舞台が海外とはいえ訴額200万円ほどの裁判のために、公証役場に行って公証人の前でサインしてくださいとは一部上場企業の社長に言えない。そんな暇などないのである。 粘って公証人の説得を試みたのであるが、それが規則ですといって頑として聞き入れない。 公証人は殆んどが裁判官OB。裁判であれば誰であろうと出廷しなければ負けだ。 出頭せよと命じれば誰でもが自分の前に出てくると思っているに違いない。 負けた。 で、社長を連れ出したのかって? 事の顛末は内緒である。 15年前に比べて今日の公証人は仏のようであった。 昼食は、中央通りにあるお米ギャラリーの2階、ごはん亭。 まえからちょっと気になっていたのだ。 「今日のお米は福島県こしひかり」と看板が出ている。 どんな美味しい御飯を食べさせてくれるのかと期待は高まる。 が、階段を上ってちょっと意外な展開。 カフェテリア方式になっていて、お客がお盆を持って並んでいる。 小ぎれいな社食みたいだ。 まずはおかずを注文。 数種類のおかずから選べる。 キノコハンバーグを注文すると、「ハンバーグは2個でよろしいでしょうか。1個を別なものにも変えられます」と店員が言うので、1個はコロッケにした。千切りキャベツ付き。 小鉢も何種類もある。レンコンのキンピラをチョイス。 これに御飯、味噌汁、漬物が付いて700円。 客層は、銀座に出てきたものの食事するのにどこに入っていいやら良く分からずに、たまたま目に付いたのでここに来て見ましたというような人が少なくない。 近所で働いているといった姿はあまり見られないようだ。 さて、味である。 ハンバーグはいかにも工場で作りましたというもの。 コロッケもスーパーで売っているような感じ。 どちらも味は悪くはないけど、美味しくもない。それに最近じゃスーパーなどの方がもっと手作り風だ。 そして、肝心の御飯。 不味くはない。不味くはないが取り立てて美味しいということもない。 及第点ではあるが、誉められるほどのものじゃない。 ちょっとがっかり。 午後も雑用。 上の方が「添乗員みたいな仕事ばかりさせて申し訳ない」と言ってくれたが、まったくその通りである。 ま、気楽ではあるが。 今日はノー残業デーのため、早めに帰宅。 夕食はステーキ、ポテトサラダ、昨晩の蕪の煮物、御飯。 ステーキなのでスポーツクラブを諦めてワインの栓を抜いた。 そしてコルクを鼻に近づけると…ブショネだ。 かび臭いような蒸れたような悪臭がする。 妻がしばらく前に買ってきて台所の隅に放ってあったワインだったので、その間に悪くなったのだろうか。 我慢して1杯飲んでみたが、やはりこの匂いはダメだ。 ビールに切り替える。 ポテトサラダはソラマメ入り。初めてであるが、これがなかなかのヒット作。 美味しい。 あまりの美味しさに少々食べ過ぎた。 ステーキは美味しいのだけど、最近は牛よりも豚の方が美味しい気がする。 晩酌に、今夜もジン。 満腹、満腹 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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