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我食べる、故に我あり ~ 中国の故事 (嘘)

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2005年07月26日
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カテゴリ:麺・そば・パスタ

あぁ、今日も食った飲んだ。

まずは、杉浦日向子さんの冥福を祈る。
大好きな作家だった。
漫画家としても味のある作品を数多く残したし、文筆家としても一流だった。
今回の旅行にも彼女の「一日江戸人」を持参して、飛行機の中で楽しんだ。
そして今も手元にある。
漫画ならば「百物語」か「合葬」だろうか。
文章ならやはり「江戸アルキ帖」が一番のお気に入り。

かつての如月小春さんといい杉浦日向子さんといい才媛は短命である。

我が国は教養ある女性にとって長生きできない何かがあるのだろうか。
そういえば、樋口一葉もそうだ。

樋口一葉、日銀はなんであんな貧乏臭い女をお札に描いたのだろう。
前に日銀に勤める知人にそう言ったら、「日銀マンだからといってお札の肖像を誰にするか選べるわけじゃないので勘弁してください」という答えだった。
まぁそうだろう。

今日も蝉の総攻撃は続く。
百億の昼と千億の夜の阿修羅と帝釈天の永遠の戦いのようだ。
嗚呼。

今日は、義父母が張り切って孫たちを三瓶(さんべ)に連れて行くというので、車2台で朝から出掛けた。

三瓶といわれてもどこのことやら。

島根県だそうだ。
同じ中国地方といっても遠い。
義父も、着いたら昼だといっている。

山陽道から浜田道。
大朝のICで降りて、山道に入る。
三瓶の前に石見銀山へ。

間歩(まぶ)という銀山の坑道跡を歩く。
間歩に入る前に切符売りのおじいさんが「なぜ石見銀山を世界遺産に登録すべきか、これはぜひ聞いてもらわないと理解してもらえんのですよ。10分か15分時間をいただければ説明します」と言うのを振り切って、坑道の中へ。
ちょっとなぁ、世界遺産というにはインパクトがないなぁ。

ここを世界遺産にするなら天皇陵やら皇居やら先に指定すべきところがあるような気がする。
でも、天皇陵や皇居を世界遺産登録に申請したら、国際問題になりそうである。

昼食は石見銀山の近くの蕎麦屋。
木をふんだんに使った、いかにも観光客向けの店。
まだ新しいし、店内にはスロージャズが流れている。

山かけ割り子蕎麦と稲荷。
島根は出雲蕎麦といい西日本であるけれど蕎麦文化である。
それだけ土地が痩せている証拠でもあるのだけど。
味は悪くない。
ツユが少々薄いのは土地柄だろう。

次いで小豆原の埋没林。
あまり期待していなかったが、これがなかなか。
縄文時代の杉の大木が火山の噴火で埋まってそのまま3500年、1990年代の終わりになって田の改良時に発見されて(それ以前から地元民には知られていたらしいが)、本格的な発掘がされて展示館ができたのはここ数年のことらしい。

縄文時代に最大径1.8mの杉の大木の存在感は21世紀の私たちを圧倒する。

それから、三瓶自然館サヒメルへ。
ここはいわゆる自然学習館である。
「いわゆる」とシニカルな書き方をしたけど、この手の施設としては充実度が高い。
しかも、今は月の石やJAXA(ちょっと前までのNASDA)の宇宙服も展示されている。
妻と娘は宇宙服を着て記念撮影。

良い施設だけどアクセスがなぁ。
不便な場所だ。

往復で結構な距離を走ったが日帰り。

午後8時近くなって妻の実家の近所のステーキ屋で遅い夕食。
ヒレステーキコースと一番絞り。
生ジョッキが正直にマグナムドライと書いていたので瓶にした。
ビールだとか発泡酒だとかいうのにこだわるつもりはないが、値段は同じだし、なんといってもマグナムドライは金気臭い(最近は知らないが昔出た頃に飲んだ印象がそうだ)。

食事の感想は書くまい。
田舎のステーキ屋だとだけ書いておく。
鮮度で勝負する料理屋でなければ、東京近辺が世界中で一番美味しい料理を出す。
そういえば、昨晩も同じことを甥っ子に言った。
「世界で一番美味しい北京ダックを食べようと思ったら、横浜中華街に行け。ただ、世界中で一番高い北京ダックかもしれない」。

帰宅して、サントリーXOのソーダ割を飲みながら宇和島のじゃこ天で晩酌。

その後に娘と甥っ子の花火に付き合う。
歳を取ったせいか、バチバチ火花が出るのよりも線香花火が見ていて気持ちよい。

私が中学生の頃は、夜中に学校のグランドや公園に集合して二手に分かれてロケット花火を打ち合ったり、15連発を手に持って相手の裏に回って追い掛け回したり、ネズミ花火を投げ込んだりとやりたい放題だった。
随分と腕や顔に小さなやけど痕を作ったものである。


満腹、満腹









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最終更新日  2005年07月26日 23時58分45秒
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