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我食べる、故に我あり ~ 中国の故事 (嘘)

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2005年11月24日
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カテゴリ:牡蠣

あぁ、今日も食った。

本日、銀座へ帰還。
当然、昼は牡蠣フライを所望する。

1丁目の煉瓦亭へ。
「カキフライ始めました」の張り紙があるも、高い。
今シリーズの今まで制覇した店の中で一番高い。
とはいえ、いつぞやの鴨南蛮に比べたらまだまだ安い。
さて、どうしたものかと思っていたら、本日のAランチが牡蠣フライとミートローフ。
これなら千円札でお釣りがくる。
これだ。

これまでは1階の5人並べば一杯のカウンターしか座ったことがなかったが、今日は2階へ案内される。
2階も狭い。
店の大マダムだろうか。
おばあさんが2階を仕切っている。
カウンターに座ってAランチを待つ。

横の方に座っている若い男女。
聞こえてくる会話から、会社の先輩(女)と後輩(男)の組み合わせらしい。
言葉の端々で先輩後輩の会話であることが歴然としている。
ところが、女が「ライス、こんなにいらないから食べて」と言って、男のライスの皿に自分の皿から移し始めた。
男も「あーがとございます」なんて気軽に応じている。
私の感覚が古いのかな?
食べ物を分け合う男女って、昔風に言えば「デキテル」って感じ。
それなのにこのふたり、全然そんなんじゃなく、ごく普通にそんなやりとりをしている。
そんなものなのかな。

閑話休題。
牡蠣フライである。
フライもさることながら、さすがは老舗の洋食屋。
タルタルソースが出色の出来。
タルタルソースの旨味を主張しながらも、牡蠣の味を上手に引き出している。
これなら、多少高くても牡蠣フライにすればよかったかな、と思う。
今度はそうしよう。

夜は、遠来のお客さんを接待。
銀座の和食とワインの店。
料理は懐石風ながら、食前酒はスパークリング。
食前酒といいながら、フルートで3杯ほど堪能。

その後のワインはお客さんに詳しい方がいたのでお任せ。
ブルゴーニュの白。ブドウはシャルドネだそうだ。
癖がなくてサラリとしていて、それでいてシャルドネらしさをきちんと感じさせる。
その次はどこの赤だったか忘れたが、これまた癖のない飲みやすいタイプ。
そういう好みでもあるのだろうけれど、料理にあった悪くない選択だ。
なかなかやるなぁ。

お客さんを見送って、まだ時間も早いので内輪でもう1軒行ってもいいかなと思っていたのだが、なぜか今日に限ってその場で解散。

帰宅して、親戚から送られてきた明石の穴子を1本炙ってもらい、食す。
美味しい。
酒に手が伸びそうになったが、飲んでしまったら止まらなくなるのは必至。
ぐっと我慢で烏龍茶。


満腹、満腹







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最終更新日  2005年11月25日 23時34分43秒
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