我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

あぁ、今日も食った飲んだ…のかな？

それも分からないほど忙しい。
昨日、日帰りで広島に行って日付が変わる頃に帰ってきたせいばかりでなく、最近は土日休日も予定が詰まっていて、気忙（きぜわ）しい。

会社でも研修のために後回しにしていた仕事が溜まっていて、やることがいっぱいだ。

なんだか久し振りにフル回転。
しばらく楽をし過ぎた報いだろうか。

こんなときこそ、食事は疎かにしちゃいけない。
と自分に言い聞かせて、昼食は…さて何を食べようか？

どこに行くでもなく歩いていたのだが、日曜日の夜に妻子と探して見つからなかったタイ料理屋の近くまで来たので、行ってみた。

見つからなかったといっても前に１度来ているのだ。
行ってみたらランチの看板が路上に出ていた。
ビルに間違いはなかった。

正面から人が来たらすれ違うのに苦労しそうな狭い通路を入っていったまでは良いが、気付いたら裏道に出ていた。
？？？
逆戻り。
よく見たら、狭い階段を発見。
そうだ、この階段を上ったところにある筈だ。

ピラブカウ。
前に来たときはほぼ満杯だった席が、今日は閑散としている。
私以外に３，４組しか客がいない。
店全体の勢いが失われている。
まぁ、この店、ふらりと入ってくる客はいないだろう。
私のように前に来たことがあってすら入り口を探すのに苦労するのだ。
はっきりとした意思をもってここを目指さなければ辿り着けない。

注文は「目玉焼きセット（豚肉）」。
タイ米のご飯の上に目玉焼きが載って、横に豚肉と野菜の辛い炒め物が添えられたセットだ。
辛いとは言っても、そう辛くもない。
店の空気はたまらなくスパイシーなのだけど、ランチはそんなに辛いものがない。

うーん、イマイチ。
タピオカとコーンのデザートが毒々しいピンクだったのがガツンとくるぐらいで、インパクトがない。
でも、タイの屋台の味と言われれば、日本にある洗練されたタイ料理の店よりこちらの方が現地の味なのかもしれない。
それでも、ここよりはチャオタイの方が好みだな。

それにしてもだ。稽古にも行けないほど時間がない。


満腹、満腹