我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

あぁ、今日も食った飲んだ。

今日は１月４日。
会社は今日から始まる。
が、私はもう１日オプションを行使して、今日も休息。

「せっかくの休みなのに」なのか、「せっかくの休みだから」なのか、１０時まで寝てしまった。

クサガメのシールーに５日ぶりに餌をやる。
亀はある程度体力が付けば、水温が下がると呼吸数も脈拍も下がり、１週間程度なら絶食してもびくともしない。
まぁ、本当なら冬眠して１冬食べなくても構わないのだが。

今日もＺＡＺＩＥを連れて散歩へ。
昨年のお札を納めに驚神社へ向かったものの、お札を納める場所もなければ、箱も置いていない。
それでも、今年一年の家族の安泰を祈って賽銭も少しだけ奮発。
さて、このお札をどこへと考え、少し遠いが、行ったことのない荏田の剱神社へと向かった。
大蛇に襲われた誰やらがその大蛇を切った剣を奉納したという言い伝えのある神社だそうだ。
参道の階段はなかなか趣があるし、鎮守の森も残っている。
が、その割りに社はこじんまりしているし、手水舎もない。
境内ももう少し整備した方が良いだろう。
それでも、古いお札を納める段ボール箱が置いてあったので、無事目的達成。
ここにも驚神社と同額のお賽銭を奉納（自慢するほどの額じゃないが）。

それにしても、昨年の厄年を機に数多くの神社に足を運んだが、結構面白いものだ。
同じように見えて、それぞれ建物も鳥居も違うし、それらを取り囲む鎮守の森の雰囲気が好きだ。

フリーアクセスの神社に比べて、寺はなかなか入りにくいのが欠点。
有名な寺になると、門戸は開放しているが拝観料を取ったりする。
そんな中にあって築地本願寺はエライ。
明日あたり、築地本願寺に初参拝に行ってみよう。

昼食は、レトルトのカレー。
お節に飽きたらレトルトカレーというのはもはや日本の伝統だ。
最近は近所のスーパーでも何種類ものレトルトカレーが売っている。
その中から、五島軒のものを選ぶ。
言わずと知れた、我が故郷の品である。

というものの、五島軒のカレーにはこれといったノスタルジーを感じない。
私の周りで「五島軒のカレーって美味しいよね。本店に行って食べてきたよ」と言う人も少なくないが、市民の間ではカレーといったら五島軒よりも小池だ。
小池のカレーってまだあるのだろうか？

夕方になって、携帯電話屋に行って機種変更。
２年余の間、愛用してきたＩＮＦＯＢＡＲ。
機能的には時代遅れになってきているが、特段不自由もない。

しかし、である。
問題は電池なのだ。
メールの受信とＷｅｂを少々のほかに１通話か２通話もすると、朝フル充電していた筈の電池が青息吐息。
電波の入りの悪い場所に１日いたりすると、夜までもたない。
もう仕方ない。

それにしても、これほどの最先端の技術の粋を集めた塊がわずか２年で使い捨てられるとは、なんとももったいない話である。

夕食は、マグロ刺身、コーラ煮豚、数の子松前漬け、塩辛、阿藻珍のじゃこ天とゴボ天、梅ちりめん、ご飯、ビール。
松前漬けと塩辛は我が故郷のもの。
梅ちりめんは、煮豚や阿藻珍と同様広島土産。

晩酌にホワイトホースのハイボールと白い恋人。

今日は我が故郷と妻の故郷の品々尽くしで過ぎていった。

今日１日のんびりできたけど、休む必要もなかったかもしれない。


満腹、満腹