我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

あぁ、今日も食った飲んだ。

今日からまた３連休。
今朝もまた随分と寝てしまった。

昼食は、娘が今日は七草粥だというので、そうしてみた。
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、春の七草。

友人のＭ君が、彼の勤める会社の専務に秋の七草を知っているかと聞かれ、答えられずにいると、「君は秋の七草もいえないのか」と咎められたのだそうである。
春の七草なら言えるが、秋の七草となると私も頭を抱えてしまう。
調べてみると、萩、尾花、葛、撫子、女郎花、藤袴、桔梗なのだそうだ。
萩や尾花は秋だなぁと思うけど、葛ねぇ…葛なんて一年中はびこっている気がする。
撫子や桔梗になると、あれっ春じゃないの？って感じ。
女郎花や藤袴になると？？？花の姿も思い浮かばない。

で、七草粥の味はというと去年も同じことを書いたように思うが、やっぱり土臭いというか草臭いというか、美味しいものではない。
どうしてこんなものを食べるのだろうとつぶやいたら、日本の伝統だよ、と娘。

昼食後、ＺＡＺＩＥと散歩。
神明社にお参り。
財布を忘れたのでお賽銭はなし。
お財布ケータイは持っていたのだけど。
そのうち賽銭箱にもＩＣリーダーが付いて、カードやケータイをかざしてピッと賽銭を出すようになったりして。

ぐるっと回ってプチドッグラン。
今日は小型・中型犬が集まっていた。
ＺＡＺＩＥは何匹もの犬に追い回され、知らない人の背中に逃げ込む。
ホントに気弱な犬である。

追い回したうちの何匹かは親子のようだが、見たことのない犬種。
最初はケアンテリアかと思ったが、少し違うようだ。
１匹は顔がアーフェンのようでもある。
毛はややワイヤードが入っている。
ミックスだろうか？

帰りに、ＺＡＺＩＥの半分もないようなヨーキーとすれ違う。
ぬいぐるみのようでなんとも可愛らしい。
ＺＡＺＩＥと同じ種類とはとても思えないほど小さくて華奢だ。

帰宅して娘の勉強をみる。
「アンジュングンのグンって根？」と聞かれて戸惑う。
ああそうか、安重根だ。
私の頃は日本語読みで覚えていたから、読みで漢字が想像できたが、アンジュングンでは漢字が思い浮かばない。

夜は、妻もいないし、娘の勉強もあるのでドミノピザを取った。
クワトロジャイアントのＭをレギュラークラストで。
注文の際にピザ生地はなににしますか聞かれ、いつも迷う。
サクッとしたイタリアンクラストも良いかなと思いながらも、イタリアンクラストは薄いから食べ足りなかったらどうしようと考え、結局はボリュームのあるレギュラークラストを選んでしまうのである。
それに、同じ値段なら薄いのより厚い方が良いよなぁなんて。
貧乏臭い私なのである。

食後に、広島でもらって帰ってきたアルマニャック。
向うで飲んでいたコニャックの方がずっと美味しいが、これもそう悪くない。
つまみに、これまた広島土産のさざれ石。
簡単に言ってしまえば、チーズ入り蒲鉾なのだが、これが実に美味しい。
今の時代、五島軒のカレーなら広島の田舎町のショッピングセンターでも手に入るが、このさざれ石は広島のものでありながら、広島県内でも手に入る店が限られる。
取り寄せできるならしたいものだ。

風呂上りに、何年かぶりに甲田美益子さんの歌声を聴く。
美しい人は声も美しい。


満腹、満腹