我食べる、故に我あり ~ 中国の故事 (嘘)

2006/05/07(日)22:49

南瓜がお姫様の馬車に化けるときがやってくるだろうか?

洋食屋(牡蠣フライを除く)(56)

あぁ、今日も食った飲んだ。 ゴールデンウィーク最終日。 GW中なにもしなかったのに疲れていて、朝からヨガに行くつもりだったのに起きれなかった。 天ももういいだろうといわんばかりにポツリポツリと雨を降らせはじめた。 午後から少し買い物に出かけたが、どこも空いている。 皆、長い休みで疲れているようだ。 夜は、娘が長い休み中ずっと塾でストレスが溜まっていると妻が言うので食べに出た。 と言っても、雨も降っているし、車で出たら飲めないので、近所のル・ポティロンである。 実に久し振り。 思い起こせば、昨夏のBBQでシェフに会って、店の改装が終わったら顔を出しますよと調子よく答えて、それっきり。 一応、ボジョレの解禁日に予約の電話を入れたのだけど、1週間先まで予約で一杯だったので、やはりそれっきり。 今日は予約も入れずに覗いたらガラガラ。 やはり、ここもゴールデンウィーク疲れの余波のようである。 お陰で心置きなく飲み食いできた。 料理は、カナッペ、パリジャン・ポテト、南瓜のサラダ、鰯のナンタラ、パスタは国産生雲丹のクリームパスタ、鴨のオレンジソース、パエリア。 お酒はビールを少々、赤ワインを少々、竹鶴をストレートで、それからマイヤーズもストレートで頼んだら、シェフのおごりでロンリコも付いてきた。 ロンリコ、アルコール度数75度である。 口に入れた瞬間に舌の上で蒸発してしまうような感覚だが、確かに美味い。 娘が苺のタルトを食べている横でポートを1杯。 これはポートでもルビーだ。 ぶどうジュースの味がする。 マデイラを選択した方が正解だったかもしれない。 ル・ポティロン、いつもながらに美味しい料理を出す。 郊外の住宅街の小さな店で終わらせるのが惜しいようにも思うし、いつまでもご近所の名店であり続けて欲しいとも思う。 シェフの人柄もとても良く、個人的に好きな店の5指に入る店である。 あともう少し酒飲みの気持ちを分かってくれたら良いのだが。 満腹、満腹

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