|
テーマ:今日のご飯♪(2324)
カテゴリ:鰻・寿司
あぁ、今日も食った飲んだ。 今日は娘の学校の運動会。 例年の如く娘の出番の頃を見計らって出かけ、終わると家に戻り、ZAZIEを散歩に連れて行き、また次の出番の頃になると学校に戻り…。 学校が遠い人は大変だよな。 1日中あの中で見てなけりゃならないなんて。 しかも、グラウンドに余裕がないため、立ち見が原則。 ダメだって言われているのに、後ろの方に敷物を敷いて場所取りをしている家族が毎年必ずいる。 脚立に乗って撮影も当たり前。 私はそんな恥ずかしいことができないので、人々の隙間から写真やビデオを撮るものだから、ろくな写真や映像がない。 それと、最近じゃビデオを撮ることなんて運動会のときぐらいだから、いざというときになると必ず調子が悪くなる。 そんな親の不熱心さが伝わるためか、娘は運動会で活躍したことが一度もない。 (単に「鈍い」という説もある) 昼食は、校舎の廊下でお弁当。 おにぎり、玉子焼き、ブロッコリー、ウズラの卵、アスパラ・ベーコン巻き、ポテトサラダ、焼肉、レンコンのきんぴら。 食べ終わって再び帰宅し、寝転がって本を読んでいたらついつい寝入ってしまった。 2時に目が覚め、慌てて学校に行くとちょうど騎馬戦が始まるところ。 間に合ったと思ったが、結局は娘がどこにいるのか分かったのは終わって陣地に引き揚げるとき。 子供がリレーの選手だったりすると、見ていて楽しいものなのかな? 日差しはそう強くもなかったが、少し焼けた気がする。 夕食は、鰻蒲焼、ポテトサラダ、ブロッコリー、レンコンきんぴらなど。 鰻以外はお弁当用に用意した残りなので、鰻は少しだけ奮発した。 スーパーで買ってきたものとしてはまずまずと言って良いだろう。 ご存知のとおり私も結構な鰻好きであるが、鰻好きで有名な文人といえば斉藤茂吉である。 竹葉亭で行われた息子・茂太の縁談の席で、後の茂太夫人が緊張して鰻を残しているのを見た茂吉が、「食べんのならワシにくれ」と言って食べてしまった話や、アララギの集まりで鰻が出だときに「お前の鰻の方が大きいから交換してくれ」、「いやよく見たらそっちの方が大きい」とさんざん交換した挙句に最初に茂吉の前に置かれた鰻が戻ってきたという話などはつとに有名だ。 鰻が好きだったかどうか分からないが、樋口一葉の家に遊びに行って鰻重が出たら要注意だったようである。 彼女は借金を申し込むときは、まず相手に鰻重を振舞って、その後に借金を頼んだらしい。 宮沢賢治も鰻が好物だったという。 ただ、彼は26歳のときに妹を失ってからは質素な菜食主義に走る。 しかし、「典型的な金持ちのお坊ちゃん」であった彼の粗食は、「もとより貧乏がなせる粗食ではない」。 知らなかったなぁ。 宮沢賢治というのは貧乏をしながら理想に生きた人だとばかり思っていたのだが。 そんな食にまつわる逸話から文人たちの素顔に迫るのが、 嵐山光三郎著「文人悪食」 これを読んでいると、文人たちがいかに奇人変人であるかが分かる。 何かに執着し葛藤しなければ文人になれないらしい。 昨今の訳知り顔で常識的なコメントしかしない文化人たちはこの本を読んで反省すべし。 満腹、満腹 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[鰻・寿司] カテゴリの最新記事
|