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今日は昭和の日。 ちょっと前まではみどりの日で、20年余前は天皇誕生日だった。 今さら昭和の日と言われてもなぁ。 平成6年生まれの我が娘にとって、昭和は歴史の中の話らしい。 一番上の従姉がぎりぎり昭和生まれであることを知って、「Sちゃんて、従姉なのに昭和生まれなんだよ。びっくりだよね。歴史上の人物?」などと、トンチンカンなことを言う。 昭和は遠くなりにけり。 そして、今日は大正生まれの親戚の家を訪れた。 大正生まれにしてはかなり達者なほうだが、それでも年々急激に衰えている。 本人もそれを自覚し、車を手放す決心をしたというし、老人ホームへの入居も考え始めたようだ。 とはいえ、昼に出前の握り寿司をぺろりと食べ、メロン、ケーキ、イチゴを挟んで、夕方からフレンチレストランへ。 パイ仕立ての新玉ねぎのグラタン、ホワイトアスパラ・リードボー・アサリの前菜、ヒラメのカルパッチョ、ポルチーニのスープ、メインの魚は手長エビ・ホタテ・アマダイのホタルイカソース、肉は鴨のフォアグラ添え、デザート盛り合わせ、コーヒー。 美味しいし安定しているが、面白みはない。 一昨日の才気溢れる若さが皿の上に表れている料理のほうが、食べていて楽しみがある。 それでも、今夜の店は老舗料亭の経営だと言うから、客層を考えればこういう料理が求められのだろう。 年老いた親戚との食事にはこちらの店が適している。 さて、膨れ上がった腹をさすりながら、2時間弱の帰路を辿ることとしよう。 満腹、満腹 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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