我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

財布が重たく膨らんでいる。
もちろん、札束がぎっしり詰まっているなんてことはない。
それどころか紙幣は絶滅危惧種に指定されている。

小銭が溢れているのだ。
５００円硬貨は見あたらず、１００円、５０円、１０円玉が中心で５円や１円も何枚かある。
正確に数えていないが、９９０と数円はありそうだ。

よって、今日のランチのテーマは小銭を減らすことだ。
千円以内でなるべく端数のある価格設定の店、どこがあっただろうか？
贅沢は言わずに、端数はコンビニで飲み物を買って消費すればいい。

それに今日の昼休みはあまり余裕がないから、さっさと食べられる店でなくてはならない。
考えているうちにも昼休みは減っていく。

とはいえ、牛丼や立ち食いそばの気分でもない。

結局は木挽町太常に駆け込んで、かけうどんに三つ葉かき揚げを載せて５５０円也。
１００円と１０円硬貨が５枚ずつ財布から出て行ったが、まだまだ財布は重い。
ゴボウかアスパラの天ぷらも載せるべきだったかもしれない。



満腹、満腹



オマケ


首相が普天間問題で自ら課したタイムリミットまで残り４０日。
いまだ解決の糸口すら見えないのだから、誰が見てもチェックメイトに追い込まれているのに、首相は投了していない。
４０日後にいったいどんな笑える言い訳を聞かせてくれるのだろう。
もう一度「法律で決まっているものではない」なんて、しらけることだけは言わないで欲しい。