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カテゴリ:和食
先日のことだ。 職場で飲み会があって、その場は幹事がまとめて勘定を払い、翌日精算となって解散した。 これは職場の飲み会ではよくあることだ。 毎日顔をあわせている連中だから集金にも困らないし、幹事もたいていはクレジットカードで支払っているのですぐに金を必要としていない。 そして、翌朝。 私がオフィスに入っていくと、昨晩の幹事が珍しく私より早く出社しており、私の姿を認めるなり立ち上がって私のほうへやってきた。 「昨日の会費5000円お願いします。」 私は椅子にも座らず、鞄も持ったままだ。 なぜそんなに急いで集金しなくてはならないのだろう? 私が席に座り一息つくのをどうして待てないのか。 出社を待ち伏せして取り立てるようなこの行動はなんなのだ? 本人はいたって無邪気なのだが。 とても不愉快だったが、面倒なのでさっさと払った。 次に出社してきた上司にも飛びつくように駆け寄って金を要求したが、上司は「後で」と言い、幹事はまったくの予想外の反応だったみたいに戸惑った表情で自分の席へ戻っていった。 これが若造なら笑い話だが、四十の課長である。 そんなに金が心配なら、昨晩その場で集金すればよかったのに。 あまりに子供じみていて、こちらが恥ずかしくなった。 ま、この国は今や、首相や官房長官が子供にも見抜けるまやかしを平気で演じる国に落ちぶれてしまったのだから、一介のサラリーマンのこの程度の無作法は取るに足らないことなのかもしれない。 やれやれ。 今日の昼は何を食べたのだったかな。 そうだ、築地本願寺前の和み竹若で焼魚膳を食べた。 魚はホッケだった。 ホッケは丸々太った脂の乗ったものならご飯のおかずにも酒の肴にもとてもよく合うが、今日のホッケは痩せて脂もなくパサパサしていた。 この店の魚はこれまでハズレがないどころか大当たりばかりだったが、たまにはハズレもあるのだな。 満腹? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月27日 22時48分55秒
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