我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

今日は文化の日。
秋晴れの空の下、ZazieとKohakuを連れて久しぶりに驚神社まで足を伸ばしてみた。
足を伸ばしたと言っても、徒歩15分ほど。
以前は散歩といったら驚神社というぐらい休みのたびに参拝していたのに、ほんの数百メートル引越しただけですっかり足が遠のいた。
駅の東から西に移ると、目と鼻の先なのに行動範囲が随分と変わるものだ。

驚神社にご無沙汰していたことのほか、もうひとつ気になっていたことがあった。
小学校の裏の釣り堀のことだ。
釣り堀がある辺りにマンションが建つようなのだ。
少し離れた道を車で通った折に見たところ、釣り堀のやや上に建設しているように見えた。
どうなっているのか確かめたかったのだ。

いつもなら近づいていくと、釣り客たちの竿先が囲いの向こうに見えているのだが、それがない。
釣り堀の前まで行くと、閉場を知らせる貼り紙があった。
５月の終わりには閉めていたらしい。
まったく知らなかったことが、なんだか申し訳なく思えた。

ここの釣り堀に最後に来たのはいつのことだっただろう？
娘が小学生の３、４年生の頃と思うので、もう６、７年も前になる。
広島からやってきた甥っ子を連れてきたこともあった。

コンクリートで固めたなんの風情もない池だったけど、釣り糸を垂れて鯉と戯れていると心が和んだものだ。

自分も以前はマンション暮らしだったので言える立場ではないけど、こうやって馴染んだ風景が失われて味気ない大きな建物に変わっていくのは寂しいものだ。



さて、今日の昼食は、麻婆豆腐（考えてみれば、昨日は麻婆茄子を食べたのだった）、白菜と蓮根の中華スープ、昨晩の残りのきんぴらごぼう、大根ぬか漬け、ご飯。

今夜は、スペアリブとゆで卵のの酢醤油煮、コールスローサラダを用意した。
が、娘が塾から帰ってくるまで、まだしばらく時間がかかりそうだ。


満腹？