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今日もまた福島原発では綱渡りが続いている。 この問題が発生して以来、不思議に思っていることがある。 それは、東電の社長が出てこないことだ。 私が知る限りでは、たった1度だけ会見に現れたが、それは計画停電の説明のためだった。 違うだろ! 東電の記者会見には社員ばかりが並び、社長も役員も姿が見えない。 いったい、東電の役員たちはどこへ行ってしまったのだ。 福島で冷却や消火の作業の先頭に立っているのか? 数年前に関西電力美浜原発で配管が破裂して作業員数名が亡くなったとき、当時の関電の社長はすぐさま現地に入り、遺族宅を訪れて土下座で謝罪した。 そして、まもなく社長を退任したものの、事故当時の社長としてこの犠牲を無駄にせず教訓とするのが自分の使命だとして取締役に留まったように記憶している。 あの事故は、原発で発生したものの、原子力事故ではなかった。 放射線の影響のない区域の蒸気配管が破裂したもので、今回とはまるで深刻度合いが違ったのだ。 あの時の関電の対応と今回の東電の対応は、実に対照的だ。 東電の社員たちも忸怩たる思いをしているのではなかろうか。 同僚たちが報道陣の矢面に立っているのに、役員が姿を見せないのでは、モチベーションは下がる一方だと思う。 それにしても、ホントに東電の役員たちはどこに消えたのだろう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月17日 21時54分44秒
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