|
カテゴリ:カテゴリ未分類
ひどいなぁ、むちゃくちゃだ。 言うまでもなく、菅内閣の復興人事のことである。 殆どの国民が初めて名前を聞く自民党の参議院議員を前触れもなく引き抜いたかと思えば、菅内閣発足時の看板であったレンホウ大臣のクビを切った。 ま、レンホウ大臣に関しては、取り敢えずの人気取りでしかなかったことを図らずも告白してしまったということだ。 菅は彼女の大臣としての能力など少しも評価していなかったのだろう。 内閣支持率アップの材料としか考えていなかったのが見え見えだ。 レンホウはともかく、自民党議員に手を突っ込んだら、もう国会は動かない。 首相は、社会が人で動いていることをまるで理解していないようだ。 人の感情を踏みにじっても、自分のやり方を押し通せるほどの強腕の持ち主だという自負があるのか。 確かに、与党幹部が早期退陣を唱えながらも、首相はどこ吹く風で続投意欲満々だ。 四面楚歌の首相のクビを取れない与党幹部の情けなさよ。 それにしても、首相はなにをしたくてしがみついているのだろう。 ホントに首相の座を死守することだけしか頭にないのでは?としか見えない。 権力をつかんだ市民運動家ってこんなものだと思われることは、世の中にとって不幸だと思うのだけどな。 自分の経験から言っても、反体制を叫びながら権力志向の強い運動家は珍しくない。 だから、市民運動はどこか胡散臭い。 もちろん、まじめに社会に貢献しようとする人の方が多いのは間違いないのだけど、権力志向の強い人ほど人前に出てくるのだ。 京セラの稲盛さんのことはよく知らないが、この人の「動機善なりや、私心なかりしか」という言葉は、折々に触れて思い出す。 思い出すだけで、そこまで清廉潔白に悟りをひらくにはほど遠いのが実態だが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月27日 21時52分23秒
コメント(0) | コメントを書く |