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朝食後、宿の周りを歩いてみた。 こうべを垂れる稲穂、そばの花、蒲の穂、まだ青いトマト、陽のあたる板塀をゆっくりと歩いていく蟷螂、餌がやってくるのをじっと待つ女郎蜘蛛、軒下の蜂の巣。 風の音、水の音。 そう、このムラは水の里だ。 いたるところに豊富に水が流れている。 思えば、今年は水による災害が続いた。 東日本大震災の被害の多くは津波によるものだ。 福島では原子炉に注入した大量の水が海に漏れ出した。 7月末の新潟福島の集中豪雨。 そして、先日の台風による紀伊半島の水害もそうだ。 水は生命に欠かせないものであると同時に、多くの生命を奪う凶器にもなる。 それでも、小川のせせらぎを聞いていると安心してしまうのはなぜだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月28日 21時09分08秒
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