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あの日から1年が過ぎた。 テレビでは各局が朝からずっと特集を組んでいるが、映像も音声もなぜか私には伝わってこない。 追悼式も見ていた筈なのに、黙祷の場面の記憶がない。 気が付いたら、首相や陛下が話されていた。 各局渾身(たぶん)のドキュメンタリーより、昨晩の「満天☆青空レストラン」の方が、見ていて涙が流れた。 何日か前に、被災地の瓦礫受け入れを拒否するある自治体の首長が、その理由を「国の安全基準そのものが信用できない」と語ったことを報道で知った。 便利な言葉だ。 「信用できない」、そう言ってしまえばそれ以上の言葉は要らない。 相手がどれだけ科学的、客観的根拠を示したところで、「信用できない」の一言ですべてを拒絶できてしまう。 「信用できない」で、思考停止、責任放棄を正当化できると言わんばかりだ。 一般市民が言うならまだしも、行政の長が口にすべき言葉ではない。 今回に限っては、瓦礫受け入れに反対する輩に対し「黙れ」と一喝する都知事閣下を支持したい。 もちろん、信用できない要因が多分に国にあるのも、事実なんだろうけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年03月11日 19時34分21秒
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